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Channel: RNRの手作り無線局
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2Khz AFローパスフィルター

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連休は台風でしたね。

ACAGに少しは参加しようと
思っていたのですが日曜日は
用事があってあきらめです。

予定よりも早く終わって
午後の時間が空いたのですが
無線はやめにして久しぶりに
チャリで出動です。

しばらく、
プジョーP-18に乗っていないので
本日はこれで行こうということで
渡良瀬遊水地まで走ってきました。

というのは連休最後の日は
朝から雨らしい予報だったので
体を動かしたいということも
ありました。

さて、月曜日は予定どおり雨模様です。
出かける気にもならないで無線室で
オートダインで7Mをワッチしたり
遊んでいたところです。

ラジオと電子回路で紹介した
パッシブAFフィルターがオートダインには
欠かせません。600hzCW用と2.2khzSSB
用が切り替えて使えるようにしてあります。

SSBモードでも2.2Khzのローパスフィルター
を入れると高域がカットされて非常に
聞きやすくなります。

またAM放送でも聞きやすくなって
混信の多い時は2.2khzのLPFを
入れています。

さて、
ジャンク箱で探し物をしていたら
なんかおかしな?
ジャンク基板が出てきました。

あれっ!
この基板にコモンモードらしきコイルが
2ヶ入っています。

これでLPFができるんじゃないかな?

探し物は後にしてさっそく基板から
コイルをはずしてみました。

コモンモードACフィルターのコイルと
同おおきさで
巻き数が半分くらいでしょうか?

そうすると大体1mH位かな?
直列にすると4mHくらいと思われます。

1μFのコンデンサでとりあえず空中配線で
LPFを組んでみました。

秋月のDDSと電界強度計改造の微小電力計
でちゃちゃっと傾向を見たら

あたりっ! 
いきなり2.1khzのLPFになっていました。

3.5Khzで-10dB 
4.2Khzで-20dBです。

これから推測すると1つのコイルは1.2mHで、
これを直列にすると4.8mHです。
インピーダンスを計算すると70Ω。

このまま穴あき基板に
組んでみました。

オートダインにつないで聞いてみると
高域がカットされてとても聞きやすくなります。

コモンモードのACフィルターは
AFのフィルターに
使えることがわかりました。

1mH~10mH位の巻線が2つある
コモンモードコイルが使えそうです。


















12AU7の超再生FMラジオその1

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50Mでうまくいった12Vの真空管の
超再生受信機↓
をFMラジオでもやってみようと思います。

12Vで再生検波はいろいろな真空管で
試しました。パワー菅の6AR5まで
うまく再生がかかりました。

こうなると低電圧で再生検波は当たり前です。
もしかして真空管の時代ではこのことに
気づいていたかもしれません。

ただ高周波増幅や低周波増幅での
ゲインが低電圧では取れないので
真空管再生受信機は高電圧が
常識だったのでしょうね。

そもそもラジオでも無線用受信機でも
入門用に位置づけられているので
雑誌をみて作って、うまくいった。

それでおしまいみたいな
ことかもしれないですね。

真空管で12Vの再生検波に
高周波増幅と低周波増幅は
半導体で組む。
電源に12Vのバッテリーを
使うことでAC電源にはない
ピュアーな音になる。

とても安定していてCWやSSBでも
明瞭に聞こえてきます。

このピュアーな音を聞いてしまうと
オートダインの虜になってしまいます。hi

100年前の受信機を現代風にアレンジすれば
前回のパッシブAFフィルターなどを
使うことで高級オートダイン?に
蘇えります。(今の無線機とは比較に
なりませんので本気にしないでください。hi)

超再生も低電圧で動作しました。
以前の50Mの時はプレート電圧
8~9Vで発振が起こっていました。

その時実験した回路がそのまま残って
いたので、これでもう一度FMラジオの
超再生検波を試してみようと思います。

つづく。






超再生FMラジオ その2

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これは秋の夜長のオートダインの流れで
引っ張り出してきた超再生ラジオの
残骸です。

なぜいまどき超再生?と
いわれそうですね。hi

12V電源で真空管の再生検波が
出来ることもわかり実用してます。
また、50Mの超再生受信機も
作りました。交信にも使いました。

これらの12V真空管オートダインや
超再生ラジオでべりカードや
QSLカードを集めるなんてことを
考えるとわくわくしますよね。hi

475KhzからHFそして50Mまで
作りましたのであとはFMラジオを
やるしかないですね。

これで全国のFM局を
全部聞きたいですね。

えっ! 
FMは無理なんていう
声が聞こえてきます。

Eスポである程度は聞こえると
思いますがそのほかはどうする?

聞こえるところまで移動すればいいんでしょ!

12V電源ですからエネループ電源で
真空管の超再生検波ですからね。
ちょいと個性的だと思いませんか?

それと来年から始まるサイマル放送も
聞いてみたい。べりカードもゲットしたいです。

そんな思いでやってみようと
始めました。

試作は50Mで回路を決めたときの
モノですから周波数をFMに合わせるだけです。

ちょろいものです・・・・
と思っていましたが
これがとんでもない出来ないんです。

発振しないんです。

FCZコイルを50Mから144Mに
代えたり、手巻きしたりしましたが
だめ。FCZコイルでは60M付近までなら
使えますがそれから上は発振せず。

次はトロイダルコア―に巻いても
だめ。これは70M付近まで行きました。

結局、空芯コイルでやっと
クエンチィングノイズが出てきました。

なんとか放送が聞こえるところまで
こぎつきました。
まだサイマル放送までは周波数が
伸びません!

カットアンドトライは続きます。





原因がやっとわかりました。

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これは自作のコンデンサマイクに
使っているタイプのステレオプラグなんですが、
2つの違いわかりますか?

実は昨日、手直しした50M AM機のテストで
足利市の大小山に登ろうと思っていた
時の話です。

AM機と今回は50M 10mWのPSN-SSBトランシーバ
を持っていくことにしました。

前回はトラブルで失敗したので
出かける前に機材のチェック
しました。

AM機はOKです。PSN-SSBも同じマイクを
使いますが変調かけてもスタンバイの
リレーは動いていますが全くパワーがでません!

あれれっ!おかしいぞ。
自作機はこれだから時々チェックしないと
いけませんね。hi

ケースを開けてチェックしましたが
見た目ではわかりません!
はんだが外れているときが
ほとんどなんですが・・・

よく調べるとどうもマイクジャックの
接触不良のような気がします。

手持ちのステレオジャックに交換しました。

さてこれでOKのはず・・・・
だったがダメ。

AM機と同じマイクを使っていますので
マイクは問題なしです。

さーて。そういえば2~3ヶ月まえに
マイクを手直ししたときに
マイクジャックを交換したことを
思い出しました。

そうか!これかも?
上が今使っているプラグです。
下のプラグと比較してみると
微妙に違います。

そこで手持ちの下のプラグに
交換してみました。

そうして変調かけたらOKです。

なにこれ?
最近は千石で仕入れてきた
ジャックとプラグを使っていますが

上のタイプはサトー電気の
通販で以前に使っていたタイプです。

これは先端のくびれの中側が微妙に太くて
長いです。
ここの部分がジャックの真ん中のPTT端子に
接触してPTT押すとショート状態に
なるみたいです。

前回持って行った50MのSSB/CW
トランシーバは15年ほど前に作ったもので
ジャックが古いタイプのもので
問題なく使えました。
また最近作ったAM機のジャックは
以前のものの再利用です。

これに騙されました。

いやーこれに気がつくのに
午前中かかってしまいました。

結局大小山で電波を出したのが
14時です。バンドはシーンと静かです。
AMもSSBもCQ出しましたが応答なし!

本日も交信なしの
山歩きでした。hi


CW用AFフィルターの特性

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こちらの記事のAFフィルター↓
ですが

こんな具合に測定してみました。

ツートラのVXOのキャリアを
帯域2khzのX1Mで受信して
HP出力につないだCWフィルターの
出力をVUメーターで読むだけです。

耳で聞く代わりに
VUメーターで読むということです。

とりあえず7.003Mhzで
キャリアをゼロインして
X1Mの10Hz台にカーソルを
合わせて周波数を動かしていき
まずピークを見つけます。

そのピークがVUメーターの+4dBに
なるようにAF-VRで合わせておいて
ゼロイン周波数からVUメーターの
表示を読んでいきました。

ざっと見ると
ピークは400Hzです。
-6dBは300Hz~600Hz(帯域300hz)
-10dBで200Hz~700hz(帯域500Hz)
-20dBで100Hz~900Hz(帯域800Hz)

こんな具合です。
ただしきれいな曲線ではなく
凸凹もあります。
(840hzにはー17dBの小ピーク(60hz幅)がありました)

dBとヘッドホンで聞いた感じを
比較してみるとー10dBまでは多少
音が小さくなる程度ですが
-10dBからはかなり減衰が
あってー20dBでは聞こえはするが
かなり小さく無視してもいい感じです。

ちなみにFT817の500HZ CWフィルターと
SSB+AFフィルターを比較すると
ほぼ同じに感じました。

これからも帯域500Hzというところでしょう。

かなり切れてます。

おっと忘れましたが
フィルターとスルーで減衰量を見たら
-1.5dBです。

さすがに大きなコイルなので
減衰量が少ないです。

いつもこんな風に
いい加減に特性を見ています。hi




秋の夜長はオートダイン

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毎年、この時期になるとなぜか
BCL/SWLしたくなるんですよね。hi

そこで引っ張り出してきたのが
12BH7Aの中波再生ラジオです。

これについてはこちらでも↓
記事にしています。

作り方の何が良かったのか
再生のかかり具合が抜群に
良いのです。

再生ボリュームを回していくと
サァーとスムースにかかるのです。

再生検波は半導体では再生が
スムースにかからずにポコッという感じです。

ここだけは真空管にかないません!
真空管を12Vで動作させることで
安定度がさらによくなったと思っています。

一昨年にダイヤル目盛りを付け直してから
見た目もよくなりました。

作るときに真空管が見えたほうが
楽しいかな?と見えるように
フロントパネルにしました。

眺めていてちょっとしまりがないなー。
もう少し何とかしたいですね。

そんなわけで化粧ベニヤ板で
パネルを作りサイドに補強板を
取り付けました。

なんかいい感じになりました。

お土産にいただいた
琉球ヒーリングステッカーを
張り付けてみました。

作ってから10年近くたちますが
これで全民放を受信しようと
思っています。(現在東京局以外で
15局のべりカードをゲットしました)

とはいっても1年に1~2局しか
レポートをだしていませんが・・・hi

再生ラジオで本当に出来るんでしょうかね?
まあのんびりやりましょう!

おまけ。
バリコンを眺めていて思いつきました。

2連を使っていますが
片方開いていますよね。

これをパラにしたら・・・・・

475khzも受信できそうです。

わに口クリップ付リードで
パラにしたら360~1236khz
まで受信できました。
475khzもバッチリです。

後でSWで切り替えるように
しましょう。

これも7Mオートダインです。

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久しぶりに引っ張り出してきました。
6D6-LM386の12V動作の7Mオートダインです。

2004年8月号に真空管+LM386の12V動作の
オートダインの製作記事を載せていただきました。

この時は真空管はなんだったか?
6BA6だったか3CB6だったか忘れました。

同じようにST管もできるはずだと
6D6でやってみました。

これが音がやわらかくて
いい音なんですよねー。
眺めていても飽きないでしょ。

久しぶりで聞き入ってしまいました。

もう10年たつんですね。
いまでもおんなじことやっています。
進歩がないです。hi

オールバンドのオートダイン

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 1.6~29Mhzのオールバンドです。
左上のプロフィール画像のオートダインです。

12V動作の真空管+LM386の
オールバンドのオートダインは
3台作りました。

最初に作ったのはこれ↓

2台目は他励式で再生が2SC1815で
検波が12BA6ですがどうも感度が
上がらずに使っていません。

今回の記事は3台目です。
2台目の改良ということで
10年ほど前に作りました。

2SK125(GG AMP)-12BA6-LM386です。

トロイダルコアに巻いた4ヶの
コイルをロータリースイッチで
切り替えています。

さすがにプラグインよりも
バンドチェンジが便利です。

ほとんどが7M~14Mの
ハムバンドとBCバンドを
聞いております。

久しぶりに引っ張り出してきて
楽しんでおります。

ちょっとしたアイディアで
プリアンプを外付けで試してみました。

これがすごーくいいんですよ。
特にハイバンドが安定してきて
先日は28MのSSBのDXが
聞こえてきました。

こうなると木製のケースで
箱を作っその上にプリアンプが
載せられるといいなぁ?

さっそく作りました。
次回に紹介します。


オールバンドのオートダインその2

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そうめんの空き箱があったので
それを再利用しました。

こんな具合に木製のケースに
収まりました。

なんかかっこいいですねー。hi

回路は「ラジオと電子回路」の3.5Mオートダイン
と同じで同調回路を4つのトロイダルに巻いて
います。ここはバリコンと相談で
カットアンドトライしました。

上にあるのが2SK241のプリアンプです。
1.9から28Mまで各バンドの回路を組んで
スイッチングダイオードで切り替えております。

プリアンプを入れたことでハイバンドの
感度がよくなってます。
またローバンドではRFゲインを絞って
飽和しないようにコントロールすると
聞きやすくなります。

オートダインといえば
こちらに↓
に詳しく解説されています。

発明されてからおよそ100年たつんですね。
今ではパソコンでラジオが聞ける時代ですから
すごい進歩です。

オートダインを作って遊ぶ
そんな時代ではないですね。hi

でも楽しいんですよねー。
いじっていると飽きません!

今朝も7時から「ベトナムの声」9840Khzの
日本語放送を聞いておりました。

ダイヤルを下にずらしていったら
英語放送が聞こえてきました。
どこだろうとしばらく聞いていたら
「Radio Romania international」と
アナウンスがありました。
SINPO44333です。

DE1103と鳴きあわせて9790khzと
わかりました。オートダインは再生を
強くかけるとDE1103のSSBモードで
簡単にわかります。

その後は7Mのチェックです。
SSBもCWもバッチりです。
良く聞こえますよ。

ラジオと電子回路の
AFフィルターを使っていますが
これを使うとかなりいいです。

SP出力につなぐパッシブフィルターで
能動素子なしですから楽しくなります。

このフィルターを入れることで
無線機と組み合わせて使うことも
可能です。

ちなみにアンテナですが
フラフープのシールドループ(室内)です。
プリアンプのおかげでこれで十分に
聞こえます。

秋の夜長はオートダインで
BCL&SWLですね。
しばらく続きそうです。




2Khz AFローパスフィルター

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イメージ 2

連休は台風でしたね。

ACAGに少しは参加しようと
思っていたのですが日曜日は
用事があってあきらめです。

予定よりも早く終わって
午後の時間が空いたのですが
無線はやめにして久しぶりに
チャリで出かけることにしました。

しばらく、
プジョーP-18に乗ってないなぁ。
本日はこれで行こう!

渡良瀬遊水地まで走ってきました。

連休最後の日は朝から雨らしい予報
だったので体を動かしたいということも
ありました。

さて、月曜日は予定どおり?雨模様です。
そんな訳で無線室で
オートダインで7Mをワッチしたり
遊んでいたところです。

ラジオと電子回路で紹介した
パッシブAFフィルターがオートダインには
欠かせません。600hzCW用と2.2khzSSB
用が切り替えて使えるようにしてあります。

SSBモードでも2.2Khzのローパスフィルター
を入れると高域がカットされて非常に
聞きやすくなります。

またAM放送でも聞きやすくなって
混信の多い時はLPFを
入れています。

さて、
ジャンク箱で探し物をしていたら
なんかおかしな?
ジャンク基板が出てきました。

あれっ!
この基板にコモンモードらしきコイルが
2ヶ入っています。

これでLPFができるんじゃないかな?

探し物は後にしてさっそく基板から
コイルをはずしてみました。

ハムフェアーで入手したコモンモード
フィルターのコイルと同じおおきさです。
巻き数が半分くらいでしょうか?

そうすると大体1mH位かな?
直列にすると4mHくらいと思われます。

1μFのコンデンサでとりあえず空中配線で
LPFを組んでみました。

秋月のDDSと電界強度計改造の微小電力計
でちゃちゃっと傾向を見たら

あたりっ! 
いきなり2.1khzのLPFになっていました。

3.5Khzで-10dB 
4.2Khzで-20dBです。

これから推測すると1つのコイルは1.2mH位で、
これを直列にすると4.8mHというところでしょう。

このまま穴あき基板に
組んでみました。

オートダインにつないで聞いてみると
高域がカットされてとても聞きやすくなります。

1mH~10mH位の巻線が2つある
コモンモードコイルがパッシブAF
フィルターに使えそうです。

















12AU7の超再生FMラジオその1

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50Mでうまくいった12Vの真空管の
超再生受信機↓
をFMラジオでもやってみようと思います。

12Vで再生検波はいろいろな真空管で
試しました。パワー菅の6AR5まで
うまく再生がかかりました。

こうなると低電圧で再生検波は当たり前です。
もしかして真空管の時代ではこのことに
気づいていたかもしれません。

ただ高周波増幅や低周波増幅での
ゲインが低電圧では取れないので
真空管再生受信機は高電圧が
常識だったのでしょうね。

そもそもラジオでも無線用受信機でも
入門用に位置づけられているので
雑誌をみて作って、うまくいった。

それでおしまいみたいな
ことかもしれないですね。

真空管で12Vの再生検波に
高周波増幅と低周波増幅は
半導体で組む。
電源に12Vのバッテリーを
使うことでAC電源にはない
ピュアーな音になる。

とても安定していてCWやSSBでも
明瞭に聞こえてきます。

このピュアーな音を聞いてしまうと
オートダインの虜になってしまいます。hi

100年前の受信機を現代風にアレンジすれば
前回のパッシブAFフィルターなどを
使うことで高級オートダイン?に
蘇えります。(今の無線機とは比較に
なりませんので本気にしないでください。hi)

超再生も低電圧で動作しました。
以前の50Mの時はプレート電圧
8~9Vで発振が起こっていました。

その時実験した回路がそのまま残って
いたので、これでもう一度FMラジオの
超再生検波を試してみようと思います。

つづく。






超再生FMラジオ その2

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これは秋の夜長のオートダインの流れで
引っ張り出してきた超再生ラジオの
残骸です。

なぜいまどき超再生?と
いわれそうですね。hi

12V電源で真空管の再生検波が
出来ることもわかり実用してます。
また、50Mの超再生受信機も
作りました。交信にも使いました。

これらの12V真空管オートダインや
超再生ラジオでべりカードや
QSLカードを集めるなんてことを
考えるとわくわくしますよね。hi

475KhzからHFそして50Mまで
作りましたのであとはFMラジオを
やるしかないですね。

これで全国のFM局を
全部聞きたいですね。

えっ! 
FMは無理なんていう
声が聞こえてきます。

Eスポである程度は聞こえると
思いますがそのほかはどうする?

聞こえるところまで移動すればいいんでしょ!

12V電源ですからエネループ電源で
真空管の超再生検波ですからね。
ちょいと個性的だと思いませんか?

それと来年から始まるサイマル放送も
聞いてみたい。べりカードもゲットしたいです。

そんな思いでやってみようと
始めました。

試作は50Mで回路を決めたときの
モノですから周波数をFMに合わせるだけです。

ちょろいものです・・・・
と思っていましたが
これがとんでもない出来ないんです。

発振しないんです。

FCZコイルを50Mから144Mに
代えたり、手巻きしたりしましたが
だめ。FCZコイルでは60M付近までなら
使えますがそれから上は発振せず。

次はトロイダルコア―に巻いても
だめ。これは70M付近まで行きました。

結局、空芯コイルでやっと
クエンチィングノイズが出てきました。

なんとか放送が聞こえるところまで
こぎつきました。
まだサイマル放送までは周波数が
伸びません!

カットアンドトライは続きます。





超再生FMラジオ その3

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回路もほぼ決まり超再生
のコツもわかってきました。

基本的にはこちらの回路↓
なんですが

ちょこっと回路は変更しました。
(のちほど公開します)

うまくクエンティングノイズが
出ないのは結局コイルでした。

10φ8Tの空芯コイルに
2Tのリンクをつけたところで
なんとか発振がおきました。

周波数が低いかったので
6Tリンク1Tとして
うまいこと70M~100Mまで
受信出来るようになりました。

外部アンテナで何とか強い局が
受信可能です。でもノイズ混じり。

電波の弱いところだから
しょうがないところです。

そこでFPGA FMチューナーを
作った時のFM用プリアンプを
思い出して取り付けてみました。

これが大成功!

超再生ボリュームと
入力アッテネーターの操作で
まったく入感しないところから
ガツンと聞こえてくる。
この感覚がたまんないです。

これ面白いんですよ。

オートダインもスーパーリゼも
この微妙な操作、感覚が
たまりません!hi

DE1103のロッドアンテナ受信
出来る局は聞こえてきます。

選局はバリコンにダイヤルが
直付けなのでちょっとやりにくい。

スロープ検波の受信は
微妙に難しいです。

ばっちり検波できたときは
結構いい音してます。
超再生の独特のノイズは
ありますけど。
これも何とか考えます)

安定に受信するには
高周波増幅を入れて
バーニアダイヤルを使い
ケースをがっちり作る。

再生受信機の製作の
コツでしょうか。

ケースをどうしようか?
考えている間も楽しいんですよね。

つづく。







超再生FMラジオ その4

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回路もほぼ決まってきました

基本的には50Mの回路と同じ
なんですがAF信号をST-21で
取り出しました。

抵抗負荷よりも電圧が高いところ
まで持っていけるので
超再生がちょっとだけかけやすくなります。

といっても元が12Vですから
それほど変わりありませんが・・・hi

抵抗負荷よりもAF出力が
気持ち大きくなりました。

実際はアンテナの前段に
高周波増幅を入れております。

アンテナのアッテネーターと
再生VRとチューニングで
もっとも感度が良いところに
持っていくところが面白いです。hi

100円ショップの置台が
あったので顔をこんな感じに
してみました。

中身は配置も決まっていませんので
これからです。

超再生FMラジオ その5

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バリコンの位置合わせに手間取ってしまって
ここまでしか進みませんでした。

バリコンがスムースに回るように
なったところで配置を考えます。

VHFなので真空管とバリコン、コイルの
配置に気を付けないといけません。

こんな感じかなぁ?

よしっ。
これでいきましょう!

試作段階でクエンチェングノイズが
出るまでに苦労しました。

結果は空芯コイルで
うまくいきました。

実はそのあとに手持ちの12AU7を
数本を差し替えて試しました。

そうしたら6本のうちたったの2本しか
12Vで発振しませんでした。

これらはオーディオアンプで使っているもので
特に高電圧では問題ありません。

手持ちのものは全部中古ですから
仕方ないですが真空管を選ぶということ
ですかね。

もっとも新品使えば問題ないと思います。

そんなこと考えていると
超再生ではなくて再生検波の話題に
なりますが

初めて作った0-V-2のことを
思い出しました。

もちろん真空管の高電圧でしたが
再生をかけるときにボコッと
再生がかかった記憶が
蘇えりました。

今の12Vのオートダインは
スムーズに再生がかかります。

真空管ですから最低でも50v位ないと
使えないと思っていましたが
それが12Vで再生がかかるのです。

真空管でも電圧の高いところで
再生をかけるとポコッとなり
真空管の動作すれすれのところで
動作させればスムーズな再生が
かかるのかな?

そんなこと考えていたら
2SK241のオートダインは
ボコッと再生がかかることを
思い出しました。

半導体では再生がスムースに
かからないと思い込んでいましたが
これは動作電圧を下げて行けば
スムースな再生がかかるのではないか?

ラジオと電子回路で作った
2SK241の短波オートダインはかなり
いい線まで再生がスムーズになりましたが
まだ真空管にはかないません。

2sk241のドレイン電圧を計ったら
1.9V位です。これを試しに電圧を下げて行ったら
1.2V程度まで再生がかかりました。

これでAM受信すると再生がスムーズのような
気がします。
トランジスタでも動作電圧ぎりぎりで
再生がかかるようにすれば
真空管低電圧オートダインと
同じにスムーズな再生が
かかりそうです。

話題がオートダインに
なってしまいました。hi




赤雪山で50M AM運用

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登山道はどこに?
ここを登って行ったんですよ。

今年の2月の大雪でこんな状況に
なったのですが、4月に登った時と
まったく変わっていませんでした。

まあ山頂まで1時間弱という
ところですから途中がどんなもんか
今回はあえて登ってみました。

登山道なんて全くわからなくて
倒れた木々の間を潜り抜けて
進みます。

やってみるとこれはこれで
面白い!そう思わないと
先に進む気になりません hi

登山道の中ほどの1/3位がこんな具合でした。

登山道の入り口に注意して登って
くださいとの表示がありましたが
初め登る方にはちょっと不親切な
お知らせではと思います。

これじゃ
途中で引き返すことに
なるのではないでしょうかね?

いつもの倍の時間が
かかりましたがなんとか
山頂にたどり着きました。

本日は過去2回ほど運用しましたが
交信ゼロの50M AMトランシーバの
3回目の運用です。

リグはこちら↓
のものです。

長方形ループをささっと上げて
ワッチ開始です。

50.60Mで筑波の移動局が出ていて
これはチャンスと聞いていたら
FMのリクエストがあったらしく
聞こえなくなりました。

それではと50.62Mで
どうせ呼ばれることはないだろうと
ログ帳に正の字をかきながら
CQを出しました。

なんとちょうど正の字できたところで
ガツンとコールバックです。

いやいやびっくりしました。
まさか呼ばれるとは。hi

杉並からTX88D ファイナル6146
受信機は9R59+2球クリコンを
お使いのOMさんでした。

移動用のちっちゃなAM機の
初めての交信がこんな素晴らしい
リグをお使いのOMさんで
楽しいラグチュウとなりました。

そのあとも豊島区の局長さんから
呼ばれました。

うれしいですね。3度目の正直で
やっと交信にこぎつけました。hi

ファイナルを送ったところで
QRTしようと思っていたら
なにやら呼ばれているような
気配が。

なんと前橋のお仲間さんでした。
太田市の金山に移動されているようです。

50Mでは厳しんので430Mに
上がってもらってごあいさつできました。

そのあともローカルに呼ばれて
しばらくぶりの交信。

どさくさの登りもあって
楽しめた足利市赤雪山移動と
なりました。hi











超再生FMラジオ その6

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ここまで出来ました。

いつものランド方式で基板を
作るのですが、まずは真空管の
位置を決めます。

いろいろと真空管のピン配置を考えて
コイルの真後ろにしました。

これが決まればトランスの位置
LM386の配置が決まります。

トランスをはんだ付けして
LM386も両面テープで
張り付けます。

あとは配線を考えて後から
必要なランドを張り付けます。

こんな風に行き当たりばったりで
基板ができていきます。hi

まずは
LM386の動作確認をしておきます。

全部はんだ付けして配線が完了してから
いきなり電源入れて動かない!
そんなことやってはだめですよ。

回路ごとに動作確認してから
次に進みます。

残りは真空管の配線で終わりですが
ここは実際に電源入れてから
クエンチェング発振するかです。

真空管のピン足は間違えないように
しないといけません!

わかっていますが意外と勘違いして
間違えるところです。

実は本日すんなりと動作するはずでした。
ところがこの真空管のピン配置のミスで
動作せず。

しばらく悩んでもう一度
規格表でピン配置を確認したら・・・

あちゃー。
やっちゃいました。

グリッドとカソードが逆に
はんだ付けしておりました。

情けない!
今日はここまで。




超再生FMラジオ 完成

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前回の記事の写真と何が
変わったかというと
リアパネルを取り付けただけです。

木製のケースを適当に作ろうと
思っていましたがあとで気がむいたら
作ることにします。

12AU7を12BH7Aに差し替えてみたら
これがすごくいいんですよ。
クエンチィングノイズがサァーと
かかるんです。

12AU7では90Mまでしか再生が
かからないのですが12BH7Aは
100Mhzまで軽くかかります。

これで決まりと思ったのですが
12AU7と12BH7Aを差し替えて
みると12BH7Aよりも12AU7の方が
いい?

なんだかまだ結論出ません!

おおざっぱに考えると
どちらでもOKです。

微妙に真空管で違いがある。
そんな感じで差し替えて
遊んでおります。

電波が弱いところなので
前段にプリアンプを入れて
聞いてます。

いちばん強い83.2MhzのNHK水戸
ではノーノイズで聞こえてきます。

これはもしかしてチューナーとしても
実用になるのでは?と
2A3のモノアンプに入力してみました。

するとザァーと超再生ノイズが・・・

やっぱりねー。

いや待てよ!

LM386の出力を絞って入力していますが
LM386はノイズが出るんですよね。

はんだをはずしてLM386の入力部から
アンプに入力したらどうでしょう。

えっー。ほんと?
まったくノイズはありません。
いい音してるではないですか。

超再生ノイズは12V動作の真空管検波
ではほとんど感じられません。
クリヤーに聞こえてきます。

HiFiチューナーとはいきませんが
BGMなら十分な音質です。

電波が強くスロープ検波の
直線性のいいところで検波すれば
かなりの音質で聞こえてきそうです。

そんな電波の強いところなら
12AU7の片方で超再生検波して
もう一つの3極部でAF増幅すれば
1球のチューナーができそうです。

なお、超再生検波の回路は
「超再生FMラジオその4」にあります。

あとで2SK241の高周波増幅を
追加したいとおもいますが
しばらくはこのままで
FMワッチですかねー。

飛駒サイクリングと超再生FMラジオ

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そろそろ山里は紅葉です。

実は出かけようとチャリを
出して来たら前輪がパンクでした。

パナソニックのロードランナーという
タイヤを履いていますが5~6本は
履き替えましたが今まで
パンクしたことありません!

以前に画鋲が刺さっても
パンクしなかったので
釘でもふんだかな?

調べても何にもわかりません。
とりあえずパンク修理するために
タイヤをはずしました。

チューブを引き出したら
何とタイヤの折りたたんだ
短冊状の説明書が間から
出てきたではありませんか。

なにこれ?
昨年ホイールを組みなおしてもらった時に
ついでにタイヤ交換も頼みました。

その時に気がつかずに
タイヤとチューブの間に
残ってしまったようです。

これがチューブを傷つけた
原因です。

プロの自転車屋さんでも
こんなこともあるんですね。

チューブを確認すると短冊状に
跡がついてます。一応修理はしましたが
これじゃいつかまたパンクするだろうと
廃棄することにしました。

予備のチューブに交換して
いつもより30分遅れで
出かけました。

足利の松田の紅葉が
ぼちぼち始まってきました。

峠についたのは12時ちょっとまえです。
飛駒の根古屋亭でおそばを食べる
予定で50M AMの準備してきましたが
時間がないのでやめました。

430Mのハンディ機で1交信して
峠をおりて飛駒に向かいました。

帰りは背中に西風を受けて
30km/hでバンバン飛ばして
帰りました。

おっと、超再生FMラジオですが
その前日に太田市金山の駐車場(標高200m)
で移動受信してきました。

2SK241の高周波増幅は
組み込みました。

アンテナはながさ2m位の
ビニール線です。

東京の各局がばっちり
ノーノイズで聞こえます。
やはり高いところは聞こえが違う。

ヘッドホン受信ですが
超再生ノイズもなく
いい音してます。

真空管12Vの超再生FMラジオは
チューナーとしてはちょっと物足りない
かもしれませんがラジオとしては
十分実用になりそうです。

今度は受信出来る放送局をを
細かくチェックしてみます。









移動用カップラーの固定台

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こんなの作ってみました。

タッパーに組んだカップラーですが
これは軽くて移動には便利なんです。

シャックで時々使っていますが
机の上に広げているので
操作性が悪いです。

そこで、そのへんに転がっていた
板切れでこんな風に作ってみました。

タッパーに2つ穴をあけて
3mmのビスで台と固定しています。

持ち運ぶときは面倒ですが
ビスをはずすことにしました。

使ってみるとこれが調子いいです。

斜めに固定されているので
タップの切り替えがとても楽です。
また、バリコンの調整の時も
しっかり固定されているので
調子がいいです。

まえから何とかしたいと
思っていましたが
やっとできました。
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