アカギスタンダードというのは
もうかれこれ20年前に作った
受信部が高1中2のシンプルな
HFのQRPp CWトランシーバーです。
Akagi standardのASをとって
そのあとに各バンドは波長で
区別しております。
7MではAS-40となります。
「手作りトランシーバ入門」では
21Mhzとして紹介しました。
また、周波数変更の例として
7Mhzで改造例を紹介しております。
どのくらいの方が作られたかは
はっきりしませんが100台くらいは
作られたのかと思っております。
中には1000局ほど交信できたという
お話も聞きました。
パワーが500mW程度ですが
そこそこ交信はできております。
今回はもう一桁上のパワーにするために
改造を行いました。
ファイナルは2SC2053ですがそのあとに
2SC2078でパワーアップします。
回路図は手作りトランシーバ入門の
2SC2078のC級アンプです。
狭いところに組むので
フェライトコアに巻くコアをFT50#61から
FT37#61に変えて小さくしました。
トランスで使う場合はコアの径の
5倍までの電力が扱えるということが
なんかに書いてありました。
FT37ですから37×5で185Wまで
使えるらしいがほんとうかな?
まあ、QRPですから問題ないでしょう。
最近はコアの大きさは37をコンパクトに
したい時は使っています。
画像で黄色いコアがLPFでその右の
黒いコアの下に2SC2078があります。
その右上の下のほうに見えるコアが"SC2053の
出力コイルです。
基板をはずして組みなおして
もとに戻したところです。
パワーを図ってみると12Vで5Wばっちり
出てきました。
ちょっとパワーがおおきすぎるかな?
貧弱な電源を使うのでもう少しパワーを
落としたほうがいいのかな?
うーん。悩むところです。