いろいろやってみました。
「手作りトランシーバ入門」では
50Mで紹介しましたが
3.5~50Mまで作りました。
構成としてはVXO-ファイナル
の2ステージで受信時には
ファイナルがRF/AF増幅ーSBM
のレフレックスダイレクトコンバージョンに
なります。
受信部だけを書きなおすと
画像のようになります。
ST-11(1K:20K)でクリスタルイヤホン
で聞いています。1石ですからがゲインが
ないのでクリスタルイヤホン以外に
考えれれませんでした。
クリスタルイヤホン出力に
真空管のアウトプットトランス(12K:8Ω)
を介してヘッドホンで聞いたらクリスタルイヤホンと
音量がほとんど変わりがありませんか。
これには驚きました。
たまたまもらってきたヘッドホンの
音圧レベルが高かったことで
こういう展開になりました。hi
移動運用で使っている100円ショップの
ヘッドホンでは音圧感度が低いので
何とか聞こえる程度で実用的では
ありません。
いろいろやっているうちに
訳のわからないことやっていて
④のスピーカ出力につなぐ
AFフィルターを直接クリスタルイヤホンの
出力につないでしまいました。
あれっ。なんか音が小さい。
気がつけば20Kにローインピーダンスの
ヘッドホンを直接つないだ状態でした。
いやいやこれでもちゃんと聞こえてくるんです。
ダイソーのヘッドホンよりも大きな音です。
これどういうこと?
音圧レベルが高いヘッドホンは
インピーダンスが高くとも
それなりに聞こえてくるんでした。
それじゃあということで
20K→20K:1K(ST-11)で
1kで32Ωヘッドホンを聞いてみると
8Ωよりもちょっぴり音が小さい程度で
十分実用になる音量です。
トランスを2ヶ通過しているので
高域が減衰してすごく聞きやすくなりました。
20K出力でも7Mあたりなら
何とか使えますが14M以上は無理。
でも1K出力ならクリスタルイヤホンよりも
音は小さいが十分に使えることが
わかりました。
うれしいことはAFのLPFが
使えることです。
いままでフィルターが使えずに
7Mや10MではQRMで交信が
なかなかできなかったのですが
LPFでばっちり切れます。
ツートラのST-11をST-32(1K:8Ω)や
ST-81(1K:8Ω)に交換すれば
直接LPF-ヘッドホンが使えますがいまさら
トランスを交換するのもなんなので・・・
やめておきます。
そこで
真空管トランスよりもはるかに小さい
ST-11ですから、使いやすいように
タカチの小さなプラケースに入れました。
ツートラのQRM対策ができて
さらに実用性が上がりました。