高1中2の構成は一般的な回路で
6BA6-6BE6-6BA6-6BA6-1N60-6BM8
というところです。
一応、AM受信可能になりましたので
今度はSSB/CWを聞くための
プロダクト検波を作ります。
ここには12AU7が刺さっておりました。
双3極管でBFO、プロダクト検波を
行なおうというわけだったんですね。
40年前はプロダクト検波という
言葉は知っていましたが
いったいどうやってSSBやCWを
復調するのか全く理解して
なかったんだろうなぁ。
回路は忘れてしまっているので
当時のラジオの製作や初歩のラジオ
CQ誌の切り抜きのファイルで
探しました。
いくつかの製作記事の中に
見つけてそれらしき回路を
でっち上げました。
9R59DのようにBFOのバリコンを
フロントパネルに出して
調整できるようにしよう!
さぁーてと
出来たところで
火入れします。
modeスイッチをAMからCW/SSBに
切り替えてしばらく待ちます。
・・・
・・・
あれっ???
何も聞こえない!
AFボリュームを最大にすると
AM検波です。
あれ~
おかしいなぁ?
40年前だったら
ここでしばらく悩んで
失敗!!
そんなところでしょうが
今は違います。hi
無駄に時間を費やした
経験が生きてきます。hihi
それではまずBFOの
発振を確かめましょう。
RFプローブでもいいのですが
DE1103がすぐそばにあります。
これでキャリアを確認してみましょう!
そうしたら
415kc付近で発振してました。
これじゃだめですね。
昔ならとっくに放り投げたところでしょう。
BFOコイルのネジをまして
455kcに合わせたら
SSB受信のノイズが聞こえてきました。
やれやれです。
IFゲインやRFゲインを調整しながら
うまいこと7MのSSBもCWも
復調できました。
IFTの帯域が広いので
CWではオートダインよりも
まだ混信です。
試しに
AFパッシブフィルターを入れると
きれいに分離して聞こえます。
ちょっとハム音がはいりますが
まあ仕方ないか。
しばらくワッチ。
ですね。