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中華トランシーバX1MのBPF

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ここの所フィルターの記事ばかりに
なっていますがこれもフィルターの記事です。hi

こちらの記事↓
の中華トランシーバのつづきになります。

HFオールバンドCW/SSBのQRPトランシーバ
ということでしたがワークバンドを除く
3.5~28Mの5バンドトランシーバということが
判明しました。

それが面白いことに5バンドについては
BPFが入っているのですがBPFのほかに
30MのLPFでオールバンドに電波が
出るという不思議な回路になっていることも
わかりました。

1.9Mもワークバンドも電波は出るのですが
これじゃスプリアスだらけでダメです。

試しにチューナーで10Mでマッチングを取ってみると
SWR2以下にはなりません!
スプリアスでマッチングが取れないのでしょう。

フィルターは9M水晶のラダーです。
もろに9Mの電波が一緒に出ています。

これじゃ怖くてワークバンドは電波出せません!

そこで考えたのがワークバンドのBPFを外付けで
入れるということです。

こんなこと初めてです。
どうなるか楽しみです。
そんなわけで作ったのがこの基板です。

これをX1Mと同じサイズのケースを作って
BPFをロータリーSWで切り替えることに
しようと思っています。
ついでに1.9MのLPFも組んでみました。
IFが9Mですから9M以上の電波とVFOとミクサーされた
±の電波だけなので1.9MはLPFで大丈夫のはず。

10M 18M 24M は複同調のリンク方式です。
トロイダルコアにコイルを巻いてフィリップストリマーで
同調を取るようにしました。
耐圧が心配でしたが何とか大丈夫のようです。

BPFの後にパワー計を入れて調整しました。

1.9M 3W以上・・これはLPFですからこんなもんでしょう。
10M  BPFなしで4WがBPF入りで1Wに
18M  BPFなしで3WがBPF入りで1W
24M  BPFなしで2WがBPF入りで0.7W

ざっとこんな具合です。
ロスは大きいですがしょうがないです。hi

後でスプリアスを見たいと思いますが
スペアナなんて持っていません。hi

さてどうするか?

パワーが1W以下の時は
スプリアス1mW以下(30Mhz以下の時)ですから
1Wに対して1mWは-30dB以下ならいいわけです。

愛用のFRG7700のSメーターを使えば何とか
確かめることはなるんじゃないかな?

つづく。



パッシブ型AFフィルター決定版?

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先日のハムフェアーで買ってきた5mHの
コイルなんですが

このコイルは電源用のフィルターかなんかと
思われます.

ラインフィルターかな?

巻線が2つあることに・・・

もしや?

この2つのコイルを直列にすれば
インダクタンスは4倍になるはず。

そうすると20mHか・・・・

800hzのLPFとして計算してみると
1~2μFです。これなら手持ちに1μF
の積セラがあります。

そんなわけでX1MのワークバンドBPFは
先に延ばしてやってみることにしました。

まずはLPFを組みました。
低周波は高周波と違って
わに口クリップ付コードで
つないで試せますので簡単です。

画像のような2段のLPFを組みましたら
カットオフ700Hz程度です。

高域の減衰がばっちりでFT50#77に
巻いた「ラジオと電子回路」の
ものよりもさすがに切れます。

また、コイルが大きいのでスピーカーでも
それなりにならせます。

これは素晴らしいLPFになりました。

さらに欲が出てきます。
低域のザワザワ感がなんとかならないものか。

HPFを前段に入れればよくなるはずですが
コイルがもう一つしかないです。

わに口リード線で残りの1つのコイルを
あちこちつないでみましたがやはり
ダメです。

こんなもんか・・・・

そんな時に
CQ誌の2013年2月号にJA3VQW多田OM
のW3NQNタイプのパッシブフィルターの記事を
思い出しました。

これは直列共振回路に並列共振2段で
構成されているパッシブフィルターです。

なるほど・・・・
こういう具合に共振回路の組み方も
あるんだ。

そこでLPFの1段目と2段目の
間に共振回路をタップを介して入れてみました。

するとどうでしょう・・・・・

フィルターのゲインは下がりましたが
低域がカットされてピークが出る
本来のフィルターになるではないですか。

これはいい!!
すごいです。
切れてます。

今朝の5時ころ
オートダインで試しましたが
ノイズの中から弱いヨーロッパからの
信号が浮き上がってきます。

気持ちいいです。
こんなフィルターが欲しかった・・・
HPF+LPF2段よりも切れてる。

フィルターのデータは秋月のDDSと
電界強度計改造のパワー計で
測りました.

これは本来高周波用なので
低周波では減衰があって
大体の傾向しかわかりませんが
640hzにピークが出ています。
(dBは参考程度に・・・・)

LPFのインピーダンスは90Ωで
並列共振のタップは140Ω程度と
考えられます。

(「ラジオと電子回路」p115の計算式とトロ活の
CW用AFのBPFの共振インピーダンス565Ωを
参考にしました)

このコイルは2度と入手できないかも
しれません。

でも、FT82#75で5mHを2本線で
巻いて直列で20mHは可能です。

おひとつ作られてみては
いかがでしょうか?





CWフィルターの基板完成

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コイルの大きさは直径25mmで
厚さが15mmあります。
巻線は1mmの太さです。

ずっしり重くて大きい。

これじゃランド法で作ったとしても
巻線のランドがすぐにはがれてしまいます。

そこで穴あき基板(90×90mm)を
使うことにしました。

回路は簡単ですが
コイルの配置やはんだ付けが
大変でした。

さっそく
オートダインにつないで
聞いています。

ヘッドホンでちょうどいい音量です。
オートダインのAFボリュームを1/3程度で
十分に聞こえてきます。

音量を上げていってもそれほど
大きな音になりません。
AGCがかかっているみたいです。

夜間に静かにきくなら
スピーカーでも大丈夫くらいの
音量です。

フィルタの出力を直接ステレオヘッドホンに
つないでおりますので
とにかく受信音が静かです。

かなりいいです。

オートダインでもちゃんと
CWが分離して聞こえてきます。
聞いていて楽しいです。

このフィルターの名前
つけておきましょうかね。

「JF1RNR型パッシブCWフィルター」
なんてどうでしょう・・・・・。hi

次は
ケースを考えなくては・・・・。

X1M用の472khz LPF

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3つ前の記事で
中華トランシーバ X1M はワークバンド用の
外付けのBPFを
作りました。

また、1.9Mについては周波数関係で
LPFでもOKそうなのでこれも
一緒に作りました。

フィルターの基板はX1Mと同じ大きさの
ケースを自作して入れようと思います。

そうするとケースの中にもう1バンド分
入りそうです。

そこで来年から免許になるという472khzでも
入れてみるか。

とりあえずダミーを取り付けて
475khzで送信してみると
5W出ています。

475khzにはBPFはないので
IFの9Mhzのキャリアがすっぽ抜けて
いますのでどの程度475khzで出ているかは
わかりません。

ミクサーのロス分を見ても
1W程度出てくればいいのですが・・・

そこで3段のLPFを組んでみました。

これを外付けでパワーを見たら
なんと50mWです。

1.9Mは3W以上あるんですが
475khzでは効率が相当悪いんですね。

でもちゃんと50mW出てきます。
これを増幅すれば電波は出せるわけです。

受信はNHK第一がちゃんと聞こえているので
プリアンプでもつければ何とか
なりそうです。

まあこんなことがわかりました。

472khzは1.9M+ワークバンドBPF
のケースに入れるのはやめですが

これはこれで475khzに興味が
わいてきたときに
別に作りたいと思います。

クリップ式アンテナ基台

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イメージ 2

実はハムフェアーから帰ってから
急に欲しくなって
ダイヤモンドのRHM8B(7~50M)を
買ってしまいました。

FT817に直接取り付けらるホイップです。

お持ちの方も多いと思います。
これのスライド式コイルの構造は
FBでこれだけでも価値ありそうです。

まずはアンテナ基台を作ってみました。

構造は画像のとおりです。
LアングルにBNCを2ヶ90度になるように
取り付けて2つの芯線どうしを
はんだ付けしました。

これをダイソーの大型クリップに固定して
使います。クリップを適当なものに
挟み込めばどこでもアンテナが取り付けられます。

BNCを直角にしたのはクリップを挟み込むときに
方向が水平と垂直の場合があるので
どちらでも大丈夫のように取り付けました。

このアンテナの飛びはロケーションと
アースですから、次にラジアルを
作りましょう。

なお、LWやこのホイップについての
ラジアルの考え方はこちら↓
の記事もどうぞ。

ラジアルの基本は1/4波長以下にするということで
今回は2.5mのものを5本にしました。
それは7~28Mhzまで使えることを
考えてです。

ホームの庭にカメラ用の三脚を引っ張りだしてきて
クリップ基台を挟み込みアンテナと
ラジアルを取り付けました。

これでマッチングを見ると
7~28MまでSWRは1.5以下で
バッチリです。

クリップ基台とアンテナと
リグだけで移動できます。

このアンテナのコイルの上の
ホイップは110cm程度です。

これうまくすると144Mの
ノンラジアルホイップができそうです。

うーん。
また・・・・・。hi

追記
ホイップ系のラジアルのメモが出てきたので
転記します。

*アースの損失が接地型アンテナの性能を決める

*カウンターポイズは1本の長いカウンターポイズよりも
本数を多く設置したほうがいい。1/4波長の1/2~1/3でも
大丈夫。本数は17本程度まで効率が上がる

*エレメントは1/4波長に共振させる
物理的なエレメントの長さ(RHM8Bでは1.8m)は
アースの半径の3倍以内。

*有効に働くアースの大きさとエレメントの長さは
あるバランスがある・・・車のアンテナが飛ぶ理由。

*アースのスペースからエレメントの全長が制約を受ける

RHM8Bを車でチェック

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本来はリグに直付けの
アンテナですが車でも
試してみました。

マグネット基台にM-BNC/J変換
コネクタを取り付けてアンテナを固定。

アースはダイヤモンドのマグネットシート
もどきです。

これは記事にしたと思ったのですが
しなたかったです。

100円ショップのマグネットシートに
0.1mmのアルミシートを張り付けただけです。
大きさもダイヤモンドと同じ程度です。

こんな状態でSWRをチェックしてみました。
             SWR      コイルの位置cm
7M          1.8         26.3
10M         1.8         13.3
14M         1.5          7.7
18M         1.3          5.3
21M         1.0          4.4
24M         1.0          3.3
28M         1.4          3.1
50M         1.9          0
144M        1.5      *ホイップを最短にしてから先端を半分ひきだした状態

あまり意味ないデータと思いますが
こんな感じでした。自作のマグネットアースが
うまくなかったのか7~10MはちょっとSWRが
悪いです。これでは飛ばないでしょうね。

もう一枚マグネットアースを作るとか
なんか方法考えます。

14~28Mはそれなりに飛びそうです。

50Mは前回のクリップ基台でもSWRは2程度で
うまくマッチングが取れてませんでした。
ホイップ部を短くするとか1.5mのラジアルアースを
用意するとかもう少し考えてみます。

面白かったのは144Mでもそれなりに
マッチングが出ました。
こんなことすることもないですが
電波が出せますね。hi

7Mはこんな状態ですがFT817の
SWRは問題ないのでJA3エリアの
移動局を2.5Wで呼んで交信はできました。

こんな短いアンテナと弱い電波で
交信するのも面白いかな? hi

X1Mの外付けBPFのケース加工

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中華QRPトランシーバX1Mの
ワークバンドと1.9Mの外付け
BPF&LPF基板をいれる
ケースの加工始めました。

ケースはご覧のように
つくっております。

作り方を紹介しますと

アルミ板は90×60cm(あるいは45cmだったか?)
この程度の大きさのものです。
ホームセンターで購入しています。

厚さは0.8mmです。1mmのほうが
しっかりしたケースになりますが
値段が高くなることと加工が
やりにくくなるので

0.8tを使っています。

切断は
カッターナイフで3~4回両面に傷をつけて
机の角などで上から板を当てて
何回か折り曲げると折れます。

コの字に折り曲げるてケースにします。

曲げるところにカッターで傷をつけて
万力にはさんでグイッと
折り曲げるだけです。

万力より幅が広い時はアルミの
Lアングルを万力に挟んで
両端をクランプでしっかり
挟んで折り曲げています。

画像右に見えるアルミの
Lアングルを左右の端に
固定します。

このLアングルで
上ケースの固定します。

Lアングルは3mmの
ネジを切ってビスで固定してます。

同じように上ケースもコの字にまげて
作ります。

慣れてくれば上下のケースが
きっちりと組み合ったケースができるように
なりますが

多少隙間ができたケースでも
気にしないです。手作り感がでて
味が出る?hi

フロントパネルにはロータリーSW
リアパネルには2つのBNCの取り付ける
穴をあけます。

X1Mと同じ寸法で作りました。


外付けBPF(X1M)のケースイン

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イメージ 2

こんな感じです。

配線は高周波ですから1.5D-2Vの同軸を
使います。

悩んだのはロータリーSWのところで
同軸のアース側の配線でした。

切り替え線が込み入ってくるので
アース側がかなりごちゃごちゃになります。

そこで考えたのがロータリーSWに
銅板を挟んでアース側をSWの
近いところに持ってきて
はんだ付けがしやすいように
しました。

もう一度BPFの調整して
パワーを最大にしました。

実はもうちょっとパワーが欲しいと
BPFのCc(カップリングコンデンサ)の
値を倍にして 10M→4pF 18,24M→2pF
としました。

これでパワーは前よりもアップ
10M→2W
18M 24M→1.2W
です。

まあだいたいこんなもんでしょう。

FRG7700で9MHzのキャリアを
確認したら、各バンドに対して30~40dB
くらいは取れています。
特に10Mが心配でしたが・・・

電波法では5W以下の場合は
-30dBあればいいわけで
大体OKというところです。

LW+カップラーでマッチングを
取るとSWR1.0まで下がります。

これからもスプリアスは大丈夫でしょう。

これで1.9~28Mまで
電波が出せるようになりました。

トランシーバの構成で
MIXの後に30MのLPFが入っていて
スプリアス満載の電波が出てくる
リグは普通はあり得ないと
思っておりました。

まさか外付けでBPFを作ることに
なるとは・・・・

なかなか楽しめるお転婆娘の
中華トランシーバX1Mです。hi

X1MはJAでは今のところ
入手はできないので
ここで BPFのデータは出しませんが
もし必要な方がありましたら
メールください。




大小山移動運用

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足利市の大小山に行ってきました。

X1Mの外付けBPFの完成

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(10Mの左がスルーです)

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(アナログメーター式スペアナ 1.9M~108M)

とりあえず完成です。

FRG7700のSメーターを使って
各バンドの信号と9Mhzのキャリア
の比を簡易的に見ましたら、

10、18、24Mhzともに信号に対して
-40dBほど取れています。
1.9Mは感度がよくないのか
うまいこと測定できませんでした。

もう少し正確に確かめたいと自作の
メーター式スペアナを引っ張り出してきました。

これはモービルハム1993年5月号に
JE1UCI 冨川さんが発表されたものです。

1992年のハムフェアー自作品コンテストで
最優秀賞を受賞した優れものです。

HF~50Mのスプリアスの測定が
メーターで読めるものです。
これを知ったとき
こんな方法があったのかと
衝撃を受けました。

本物のスペアナなんてとても
買えないのでいつかは
作ってみたいと思っておりました。

5年ほどたってから
作ったものです。

今でも送信機のスプリアスが気になるとき
に時々使っていますが
とても便利です。

まあ自作ですから
それほど正確というわけでもないですが
確かめてみました。

1.9M・・・第2高調波の3.8Mがー40dB
9Mキャリアはー60dB以上   3W

10M・・・9Mキャリアはー42dB   1.8W

18M・・・9Mキャリアは-50dB 9Mの第2高調波の18Mは
近接スプリアスでFRG7700で確認すると-40dB  1.0W

24M・・・9Mキャリア-60dB  1.2W

ざっとこんな感じになりました。
スプリアスは規定をクリアしています。
外付けBPFでも
何とかなるんですね。

パワーはBPFのロスがありますから
18Mが思ったよりもすくないですが
こんなものでしょう。

2つを上下に並べるといい感じです。
毎朝10M、18M、24Mと行ったり来たりと
ワッチしております。

これでX1MがHFオールバンドに
なりました。
さーてこうなると28M→50Mの
トランスバーターでも。

どうしようかな? 
やめ・・・・・。hi



144M 1/2λホイップ(RHM8B利用)

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イメージ 2

ダイヤモンドのRHM8Bですが
このロッドアンテナは伸ばすと
110cmです。

この長さは144Mの1/2波長ですね。
ロッドアンテナ部を利用すれば
144Mの1/2λのアンテナができそうです。

さっそくやってみました。

1/2λホイップアンテナはこちら↓
でも記事があります。

RHM8Bのロッド部の下部は5mmの
ネジが切ってあります。

これをうまく使えば簡単に
出来そうです。

製作ノートに図面を描いてみました。

タカチのプラケースSW-90がちょうどよい
大きさです。

BNCの取り付け穴と反対側に
ロッドアンテナが通る穴をあけます。

この穴あけは慎重に穴の位置と
大きさを決めないと
蓋が閉まらなくなったり
ロッドアンテナを通す穴が大きすぎ
ないように注意です。

後は寸法をうまく合わせて
作るだけです。

ロッドの固定部は幅1cm程度の
アルミ板をL字型に曲げて
作りました。

コイルは8mmφ9Tです。
トリマーは20pFです。
ここには秋月のシールトリマーは
使わないほうがいいです。
(周波数特性から)

これでマッチングを取ればいいのですが
ロッドアンテナの先端1段短縮させたところ
でSWRが下がりました。

室内でSWR1.5まで落ちて
屋外ではSWR1.2となりました。

これでRHM8Bが7M~144Mまで
使えるようになりました。

中華トランシーバX1Mのサイドトーン改良

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中華トランシーバX1Mの
サイドトーンは大音量で
とても聞いていられるものでは
ありません。

これを何とかしようと思っていたのですが
JR1CHU 金重さんのブログ↓
に詳しく改造法が出てます。

これを参考にやってみました。

CHUさんの記事では
半固定VRのそばの
チップコンデンサーの103の
片方を浮かすとありましたが

うまく浮かせなくて
半田ごてを当てて取り除いて
手元にあった積セラ104に
替えました。

積セラのVRと反対側にリード線で
LM386の3ピンにつなぎます。

この状態で一応サイドトーンは一定に
なりますがまだ大きすぎます。

半固定VRの調整がクリチカルで
ちょうどよい音量になりません!

そこでLM386の3ピンに10KΩを
取り付けてからリード線で
つなぎました。

これでOkとなりました。

あとはAGCを入れたいところですが
AGCを入れるとCW時にフィルター帯域が
2.2khzなので帯域内のQRMで
抑圧を受ける可能性が起あります。

しばらく考えていたのですが
QRMの抑圧をさけて
AGCはつけないことにしました。

AGCのないDCーRXとかオートダインで
鍛えた耳があるので大丈夫です。hi

これでX1MとしてはOKとします。

50Mのトランスバーターは・・・

うーん。

どうしよう・・・・。

50M→28Mトランスバーター?

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忘れていました。
昨年の今頃にX1Mと50Mクリコンを試したんでした。

その時の記事↓
この記事の1つ前にも・・・・

受信がすごく良かったんですよね。
送信部も入れてトランスバーターに
したい気もします。

でも
トランスバーターの送受の切り替えが
ちょっと面倒かな?

CWはキャリコンで行けると思いますが
SSBはリレーのばたつきがありそうです。
ばたつきを抑えると受信のタイミングが
遅れて頭切れ起こしそうです。

X1Mのアンテナコネクタのところに
送信時に12Vがかかるように改造すれば
簡単なんですが、コネクタのところが
ぎりぎりで改造が出来そうにありません。

そうなるとマイクのPTTをトランスバーター
にも入れてX1Mと同時に
リレーを動かすとか・・・・。

こんなこと考えていると
やってみたくなりますねー。hi

うーん。
作ろうかな?

VUメーターが出てきました。

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ジャンク箱をひっくり返していましたら
かなり大きめのVUメーターが出てきました。

だいぶ前のことなので
記憶も定かではありませんが
確かJA6PAさんから
いただいたものだったと思います。

じっくり眺めていて
ひらめきました。hi

そうだ!
これでAFフィルターの特性が
測れるかもしれない。

VUメーターはdB表示です。
30dB近くまで読めそうですから
この目盛りを使えば
フィルターの特性が取れそうです。

ラジケーター式なので
とりあえずメーターの裏に
1N60×2の検波回路を組んでみましょう。

ちょっと荒っぽいですが
これをX1Mのヘッドホンジャックに
差し込んでみました。
(もちろん振り切れ防止を
VRでコントロールしています)

7MのCWに合わせてメーターが振れる
ことが確認できました。

どうすれば特性とれるかなぁ?
いろいろとやってみて
うまい方法見つけてみます。



原因がやっとわかりました。

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これは自作のコンデンサマイクに
使っているタイプのステレオプラグなんですが、
2つの違いわかりますか?

実は昨日、手直しした50M AM機のテストで
足利市の大小山に登ろうと思っていた
時の話です。

AM機と今回は50M 10mWのPSN-SSBトランシーバ
を持っていくことにしました。

前回はトラブルで失敗したので
出かける前に機材のチェック
しました。

AM機はOKです。PSN-SSBも同じマイクを
使いますが変調かけてもスタンバイの
リレーは動いていますが全くパワーがでません!

あれれっ!おかしいぞ。
自作機はこれだから時々チェックしないと
いけませんね。hi

ケースを開けてチェックしましたが
見た目ではわかりません!
はんだが外れているときが
ほとんどなんですが・・・

よく調べるとどうもマイクジャックの
接触不良のような気がします。

手持ちのステレオジャックに交換しました。

さてこれでOKのはず・・・・
だったがダメ。

AM機と同じマイクを使っていますので
マイクは問題なしです。

さーて。そういえば2~3ヶ月まえに
マイクを手直ししたときに
マイクジャックを交換したことを
思い出しました。

そうか!これかも?
上が今使っているプラグです。
下のプラグと比較してみると
微妙に違います。

そこで手持ちの下のプラグに
交換してみました。

そうして変調かけたらOKです。

なにこれ?
最近は千石で仕入れてきた
ジャックとプラグを使っていますが

上のタイプはサトー電気の
通販で以前に使っていたタイプです。

これは先端のくびれの中側が微妙に太くて
長いです。
ここの部分がジャックの真ん中のPTT端子に
接触してPTT押すとショート状態に
なるみたいです。

前回持って行った50MのSSB/CW
トランシーバは15年ほど前に作ったもので
ジャックが古いタイプのもので
問題なく使えました。
また最近作ったAM機のジャックは
以前のものの再利用です。

これに騙されました。

いやーこれに気がつくのに
午前中かかってしまいました。

結局大小山で電波を出したのが
14時です。バンドはシーンと静かです。
AMもSSBもCQ出しましたが応答なし!

本日も交信なしの
山歩きでした。hi



CW用AFフィルターの特性

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こちらの記事のAFフィルター↓
ですが

こんな具合に測定してみました。

ツートラのVXOのキャリアを
帯域2khzのX1Mで受信して
HP出力につないだCWフィルターの
出力をVUメーターで読むだけです。

耳で聞く代わりに
VUメーターで読むということです。

とりあえず7.003Mhzで
キャリアをゼロインして
X1Mの10Hz台にカーソルを
合わせて周波数を動かしていき
まずピークを見つけます。

そのピークがVUメーターの+4dBに
なるようにAF-VRで合わせておいて
ゼロイン周波数からVUメーターの
表示を読んでいきました。

ざっと見ると
ピークは400Hzです。
-6dBは300Hz~600Hz(帯域300hz)
-10dBで200Hz~700hz(帯域500Hz)
-20dBで100Hz~900Hz(帯域800Hz)

こんな具合です。
ただしきれいな曲線ではなく
凸凹もあります。
(840hzにはー17dBの小ピーク(60hz幅)がありました)

dBとヘッドホンで聞いた感じを
比較してみるとー10dBまでは多少
音が小さくなる程度ですが
-10dBからはかなり減衰が
あってー20dBでは聞こえはするが
かなり小さく無視してもいい感じです。

ちなみにFT817の500HZ CWフィルターと
SSB+AFフィルターを比較すると
ほぼ同じに感じました。

これからも帯域500Hzというところでしょう。

かなり切れてます。

おっと忘れましたが
フィルターとスルーで減衰量を見たら
-1.5dBです。

さすがに大きなコイルなので
減衰量が少ないです。

いつもこんな風に
いい加減に特性を見ています。hi




秋の夜長はオートダイン

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毎年、この時期になるとなぜか
BCL/SWLしたくなるんですよね。hi

そこで引っ張り出してきたのが
12BH7Aの中波再生ラジオです。

これについてはこちらでも↓
記事にしています。

作り方の何が良かったのか
再生のかかり具合が抜群に
良いのです。

再生ボリュームを回していくと
サァーとスムースにかかるのです。

再生検波は半導体では再生が
スムースにかからずにポコッという感じです。

ここだけは真空管にかないません!
真空管を12Vで動作させることで
安定度がさらによくなったと思っています。

一昨年にダイヤル目盛りを付け直してから
見た目もよくなりました。

作るときに真空管が見えたほうが
楽しいかな?と見えるように
フロントパネルにしました。

眺めていてちょっとしまりがないなー。
もう少し何とかしたいですね。

そんなわけで化粧ベニヤ板で
パネルを作りサイドに補強板を
取り付けました。

なんかいい感じになりました。

お土産にいただいた
琉球ヒーリングステッカーを
張り付けてみました。

作ってから10年近くたちますが
これで全民放を受信しようと
思っています。(現在東京局以外で
15局のべりカードをゲットしました)

とはいっても1年に1~2局しか
レポートをだしていませんが・・・hi

再生ラジオで本当に出来るんでしょうかね?
まあのんびりやりましょう!

おまけ。
バリコンを眺めていて思いつきました。

2連を使っていますが
片方開いていますよね。

これをパラにしたら・・・・・

475khzも受信できそうです。

わに口クリップ付リードで
パラにしたら360~1236khz
まで受信できました。
475khzもバッチリです。

後でSWで切り替えるように
しましょう。

これも7Mオートダインです。

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久しぶりに引っ張り出してきました。
6D6-LM386の12V動作の7Mオートダインです。

2004年8月号に真空管+LM386の12V動作の
オートダインの製作記事を載せていただきました。

この時は真空管はなんだったか?
6BA6だったか3CB6だったか忘れました。

同じようにST管もできるはずだと
6D6でやってみました。

これが音がやわらかくて
いい音なんですよねー。
眺めていても飽きないでしょ。

久しぶりで聞き入ってしまいました。

もう10年たつんですね。
いまでもおんなじことやっています。
進歩がないです。hi

オールバンドのオートダイン

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 1.6~29Mhzのオールバンドです。
左上のプロフィール画像のオートダインです。

12V動作の真空管+LM386の
オールバンドのオートダインは
3台作りました。

最初に作ったのはこれ↓

2台目は他励式で再生が2SC1815で
検波が12BA6ですがどうも感度が
上がらずに使っていません。

今回の記事は3台目です。
2台目の改良ということで
10年ほど前に作りました。

2SK125(GG AMP)-12BA6-LM386です。

トロイダルコアに巻いた4ヶの
コイルをロータリースイッチで
切り替えています。

さすがにプラグインよりも
バンドチェンジが便利です。

ほとんどが7M~14Mの
ハムバンドとBCバンドを
聞いております。

久しぶりに引っ張り出してきて
楽しんでおります。

ちょっとしたアイディアで
プリアンプを外付けで試してみました。

これがすごーくいいんですよ。
特にハイバンドが安定してきて
先日は28MのSSBのDXが
聞こえてきました。

こうなると木製のケースで
箱を作っその上にプリアンプが
載せられるといいなぁ?

さっそく作りました。
次回に紹介します。

オールバンドのオートダインその2

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そうめんの空き箱があったので
それを再利用しました。

こんな具合に木製のケースに
収まりました。

なんかかっこいいですねー。hi

回路は「ラジオと電子回路」の3.5Mオートダイン
と同じで同調回路を4つのトロイダルに巻いて
います。ここはバリコンと相談で
カットアンドトライしました。

上にあるのが2SK241のプリアンプです。
1.9から28Mまで各バンドの回路を組んで
スイッチングダイオードで切り替えております。

プリアンプを入れたことでハイバンドの
感度がよくなってます。
またローバンドではRFゲインを絞って
飽和しないようにコントロールすると
聞きやすくなります。

オートダインといえば
こちらに↓
に詳しく解説されています。

発明されてからおよそ100年たつんですね。
今ではパソコンでラジオが聞ける時代ですから
すごい進歩です。

オートダインを作って遊ぶ
そんな時代ではないですね。hi

でも楽しいんですよねー。
いじっていると飽きません!

今朝も7時から「ベトナムの声」9840Khzの
日本語放送を聞いておりました。

ダイヤルを下にずらしていったら
英語放送が聞こえてきました。
どこだろうとしばらく聞いていたら
「Radio Romania international」と
アナウンスがありました。
SINPO44333です。

DE1103と鳴きあわせて9790khzと
わかりました。オートダインは再生を
強くかけるとDE1103のSSBモードで
簡単にわかります。

その後は7Mのチェックです。
SSBもCWもバッチりです。
良く聞こえますよ。

ラジオと電子回路の
AFフィルターを使っていますが
これを使うとかなりいいです。

SP出力につなぐパッシブフィルターで
能動素子なしですから楽しくなります。

このフィルターを入れることで
無線機と組み合わせて使うことも
可能です。

ちなみにアンテナですが
フラフープのシールドループ(室内)です。
プリアンプのおかげでこれで十分に
聞こえます。

秋の夜長はオートダインで
BCL&SWLですね。
しばらく続きそうです。




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