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Channel: RNRの手作り無線局
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クリコンの1石局発について

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クリコンの局部発振に使う41Mhz帯の水晶が
入手できなくて特注しなければなりません。
 
これでは「手作り無線局」としては面白くないので
安価に入手可能な水晶を使って出来ないか
考えてみます。
 
回路はこちらの記事にあります。↓

使っている水晶は41.15Mhzです。ヤフオクで
手に入れましたが現在は入手できません。

使えそうな41Mhz台の水晶は秋月にもサトー電気にも
ないので特注しなくてはなりません。

やってみたいが水晶がない!では1200Mhz作戦も
ミッション遂行できません。なんとかうまい手は
ないだろうか?

41.15Mhzの水晶を基本波の9次オーバートーン
発振させた123Mhzが欲しいのです。

さて、どうすれば?

123Mhz帯の発振なら別に9次オーバートーンで
なくともいいわけです。

3次、5次、7次オーバートーンで
うまいこと123Mhz帯で発振させれば
OKです。

そこでちょっと電卓をはじいてみました。
123÷3・・・・41M
123÷5・・・・24.6M
123÷7・・・17.57M

3次は今の水晶ですから、5次か7次の
24.6Mか17.57Mにちかい水晶を
サトー電気でさがしました。

そしたら、24.576Mhzというのが
あるではありませんか!
158円のものと66円これも安い。

秋月電子にもありますね。
こちらは10ヶ 400円 安い!

24.576×5=122.88Mhz
7逓倍すると860.16Mhzです。
これがクリコンの局発になるわけですから

1295Mhz-860.16Mhz=434.84Mhz

これは行けそうだ!
1295Mhz]のメインチャンネルが434.84Mhzで
受信できそうです。430Mバンドにクリコンの
出力が収まります。

手持ちにあるか探しましたが
残念ながらありませんでした。
近い水晶で24.00Mhzがあったので
これの5次オーバートーン発振を
試してみましょう。

回路でエミッタにぶら下がる
コイルと20pFのトリマーで
9次オーバートーンを取り出しましたが
これで5次を取り出せばいいわけです。

コイルをAL-50 アルテックの50M用に
変えて調整しましたら見事に119.906Mhz
で発振ができました。

9次よりも5次ですから、出力も大きく
意外と簡単に発振しそうです。

残念ながら、しばらく秋葉原の予定が
ないのとサトー電気の通販もとくにないので
24.576Mの水晶がないため
しばらくは試せないですね。

続きは手に入れて試した時に
記事にしたいと思います。

この調整はRFプローブと周波数カウンターでも
何とかできますが、「ラジオと電子回路」でつくった
同調型RFプローブが大活躍しました。
これ便利ですよ。

 
 

中國製HFトランシーバ X1Mがやってきた。

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謎の中国製HFトランシーバX1Mが
やってきました。

JM1LJS WEB SHOP こちら↓

これ以上の情報はなく不安でもありましたが、
とにかく小さい軽いHFのオールバンドトランシーバに
興味がわいてきました。

ただ、受信の消費電流が0.5Aという
ところに引っかかってしばらく悩みましたが
まあいいかっ!と予約したものが
1週間前に届いたところです。

簡単な取り扱いの説明書と
TSS保証認定用の系統図が
一緒に届きました。

系統図はきっちり丁寧にできているので
このままコピーしてもOKそうです。
これなら保証認定は安心です。

系統図から受信電流が多いことに
納得です。

2つのDDS AD9850とAD9851です。
これじゃ電流食うわけです。

ファイナルはRD06HVF1です。
もしファイナルを飛ばしても入手は問題なく
値段も安いので何とかなるでしょう!

移動運用を想定して、エネループ10本を
電源にしてワッチ開始しました。

実は電源にエネループ10本を使ったことで
思わぬトラブルを引き起こしました。このことは
このあとに書きます。

メーカー機はFT817しかもっていなくてそれも
ほとんど測定器代わりに使っているので
インプレッションということにはなりませんので
あしからず。

7M CWからワッチしましたが、
おーっ!
と驚きです。何かというと
とにかく静かな受信音です。それでいて
しっかり聞こえてきます。これは素晴らしい!

S/N比が抜群にいいのです。信号がない時は
壊れたのかと思うくらいです。
アンテナを外してVRを最大にしてもそんなにノイズは
ありません。FT817ではうるさいくらいです。

はは~。これはIF増幅のゲインがすくないんだな?
高周波増幅1段 これはOFFできます。IFが9M ラダーフィルター

IFはMC1350 1段?

受信の系統図はありませんですが
多分そうだと思います。 

あれっ! 
これはK2の系統図に似ているかも?
受信音もK1やK2の音色にそっくりな感じです。

フィルターは2Khz程度固定だと思いますが
CW時はAFのフィルターが入っている感じで
普通の交信には問題ないです。

ところが大問題!!

サイドトーンの音量が大きすぎる!!
とても交信し使えません。

音量調節など全くできません。
これを何とかしないと使えない!

外付けでいい方法はないか
1週間いろいろ試しました。

結論です。

外部スピーカーにする。これはいろいろと
試してみて サイドトーンの音量が
下がって聞きやすいものにする。

たまたま、手持ちのスピーカーが
ちょうどよいのがありました。

ヘッドホンですが、これは「手作りトランシーバ入門」の
89ページにありますAF用LPFを使うです。

RFCに56mHを使うとまあ何とか耐えられる音量に
出来ました。コンデンサーは本では1μF 2μF 1μF
になっていますが 1.5μF 3μF 1.5μFが良かったです。

それから100円ショップのステレオヘッドホンをいくつか買ってきて
ためすとサイドトーンが抑えられるのがありました。

LPF+ダイソーステレオヘッドホンに落ち着きました。

さて、エネループ10本ですが、

無負荷で13Vですが、受信時11V 送信時10Vです。
これで2W出ます。

それは、1時間ほどたつと周波数を変えようとすると
周波数がとんでもないところに飛んでしまうのです。

これを3日繰り返しました。これじゃ使えないじゃん!!!
JM1LJSさんにメールを入れたら、

「電源電圧は12V~13.8Vでお使いください!
電圧が低いと不具合が起こることがあります」

ということでした。

メールして1時間もたたないうちに返事がきました。
対応が早いです。LJSさんに感謝です。


これを見たときはっ!しました。

エネループ10本では電圧が低いです。リレーで送信と
受信の切り替えしていますので送信時に電圧が下がったとき
リレーが動かずに不具合を生ずるだと思います。

とりあえず FT817に使っている秋月の12V 3.8Aの
ACアダプターに変えたら使っている間は
不具合は起こっていません。

こう考えるとエネループは12本なら大丈夫そうで
後でやってみます。また、シール鉛バッテリーの5A以上なら
問題ないでしょう。ほかにリチウムイオンなど12V以上のもの
もありますから受信の大飯食らいも何とかなるでしょう!

SSBは全く試していませんがCWはうまく使えそうです。

中国製トランシーバ X1M その2

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あれっ? 
WEB SHOPの画像とちがいますね。

そうなんです。

送られてきたのはこれなんです。
最新のバージョンです。
液晶がガラッと変わりました。

左のつまみがSWとボリューム。右のつまみが
ロータリーエンコーダーでプシュSWにもなっています。
ブルーのF1~F5のタクトSWとエンコーダーのクリックで
モード切替 プリアンプON/OFF ATTなど
スペックのすべてができます。

Lk/SYSは設定でこれでCWのトーン、ディレイタイム
キーヤーのスピードなどの設定します。

液晶を見ながら、タクトSWで簡単に操作できます。
こういうところは中国製ハンディ機と同じで
簡単でいいですね。

さて、謎のトランシーバですが、
購入前に気になったところですが、

水晶フィルターは可変できるのか?
これはできません。2.2khz程度の固定です。
これじゃSSB用だな?と思っていましたが
AFのフィルターが用意されています。
トーンも200Hzから設定可能です。
600Hzに設定していますが落ち着いて
いい感じです。

フィルターの帯域は固定ですが
CWはこれで通常の交信には大丈夫です。

パワーのコントロールは?

できません! スペックでは5Wです。
12Vで使っていますが3Wは出ています。

バンドチェンジは?
これはカーソルで周波数を合わせると
各バンドに合わせるとかってにリレーが動いで
バンドチェンジできます。

バンドチェンジのためにカーソルで
周波数合わせするのはちょっと面倒です。

メモリーが用意されているのでこれで
うまくできるのかもしれませんがまだ
つかいかたを十分理解していません。

VFOが2つ用意されていて 2バンドは
ボタン一つでバンドチェンジできます。

時間が十分取れないのでまだ
操作も慣れていませんし、SSBについては
全くわかりませんが7MのSSBを聞いた感じでは
まあ普通です。

一番気になったのはやはり受信音です。
これが素晴らしい!
S/N比が抜群にいいです。

IFゲインを高くしないと内部雑音が
少ないので静かな受信音になります。

でもね。
これどうもAGCが効いてないんですよ。

IFのゲインが少ないとAGCかけても
コントロールが難しいので
かけていないのかも?

多分、かけていないと思います。

ガツンと信号が入ってきたときは
困りますね。

でも、ダイレクトコンバージョンで鍛えた耳
ですから対応できます。Hi

あとは実践投入で
使い勝手はわかってくると思います。

なお、CWのサイドトーンが大きすぎるですが
どうもスピーカーの能率が良すぎるみたいです。
もしかしたら、スピーカーを変えたのかもしれません。

外付けのスピーカーにすると何とか
耐えられる音量になります。

スピーカーの穴を手でふさいでも
大丈夫です。いまは4㎜のゴム板で
スピーカーの穴をふさいでつかっいますが
これでもOKです。

小さなHF機が気に入ってしまいました。
これを親機にして50Mに出られるように
トランスバーターを作りたくなってきました。

どうせなら、50M 144M 430Mのトランスバーター
を作りましょうかね。







50Mクリコンの試作

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中国製トランシーバX1Mにトランスバーターを
取り付けて50Mhzに出てみようと思います。

X1Mがこれに何か追加して自作することで
さらに楽しめるというものです。Hi

いきなりトランスバーターというのもありですが
できるだけ受信性能をいいものにしたいので
とりあえずクリコンを作って試してみようと思います。

X1Mは12Vで28M 2Wです。パワー調節できませんので
アッテネーターでパワーを落とすしかないです。

実はX1Mの出力がコントロールできないか最初に
気になったことはトランスバーターを取り付けて
50、144、430Mまで出られるように
したいと思ったからでした。

残念ながらパワーコントロールできないので
正常動作の保証されている最低の電圧12Vでパワーを
最小にします。これをATTで2W→1mW程度に落としますが
ちょっと無駄ですがしょうがないです。

28Mに50Mの信号を落としてみます。

局発は22Mの水晶発振。
アンテナ~BPF~2CS1906(RFアンプ 14dB)~DBM→X1M(28M)

こんな具合です。RFは2SK241を使いません。
今回は「手作りトランシーバ入門」では
扱っていない構成とします。

とりあえず試作基板は作りました。
これを山に持ち出して受信のテストしてから
ゲイン配分をどうすればいいか考えます。



50Mクリコンのフィールドテスト

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(1200Mhzの4エレMHNスペシャルで1200Mもワッチしました)

基板のままですが、50MクリコンとX1Mを持ち出して
太田市金山で受信テストしてきました。

実はqrpkkさんが最後の夏休みで
移動するということで、昨日秋葉原の
買い物を頼みましたがそれの受け取り
をかねて出かけてきました。

移動地の東屋に到着したときには
qrpkkさんが50Mを運用しておりました。

本日は受信だけなのですが
一応、DPを上げてクリコンの
受信です。

親機はX1Mの28M帯にクリコンの
出力を落とします。

クリコンの局初は22Mhz水晶発振ですので
50.150Mhz→X1Mの28.150Mhzから上側に
ワッチ開始です。

おー!! 移動局がばっちり聞こえてきます。
親機のS/N比がいいのでSSBの信号が浮き上がってくる
感じで聞こえてきます。
かなりいいです。これなら合格点です。

qrpkkさんも交信の切れたところで
一緒に聞き入ってしまいました。

KCJコンテストでCW局も数局出ていて
ピュアーなトーンで気持ちいいい受信音です。

これなら、送信部を作って電波出したいねー
なんてqrpkkさんと盛り上がりました。Hi

X1MはRF増幅がギガヘルツ帯の2SC3356です。
これはOFF出来てゲインを下げるてATT的にも
使えます。
これをOFFすれば50Mの近距離の強力な信号からの
混変調も抑えられるつもりですが、普通の交信では
RFアンプはONでちょうどよい感じでした。

クリコンはアンテナ→BPF→2SC1906の広帯域アンプ(14dB)→DBM
でX1Mに入力されます。

DBMの後のポストアンプを入れたほうが良いのか
ということが受信の目的でしたが、これは
入れなくとも大丈夫そうです。
X1MのRFのON/OFFで対応できそうだということが
わかりました。

KX3で受信できた信号はほぼ
聞こえてきました。KX3のワッチ局に
チューニング取るとビートが入るんです。

なんかおかしいよ!とqrpkkさんに
言ったら、KX3はダイレクトコンバージョンだから
そのビートだよってことでした。

うーん。ダイレクトコンバージョンのKX3って
なんかすごいです。今までのDCのイメージでは
想像できない。違和感なく受信できています。
高周波をAFに変えて後はDSP処理・・・
なんかこれからは無線機も変わりそうですね。

最後にKX3の交信中のqrpkkさんの3Wの信号を
クリコンでワッチしましたがさすがにRF OFFでも
SSBはひずんでしまいました。でもCWはひずむこともなく
聞こえてきました。

かぶりについては忘れてしまって
どうなのかはわかりませんが
まあそれなりに大丈夫だと思います。

それから、JA0のギガヘルツコンテストだったので
1200Mhzもアップバーター+430Mハンディで
ワッチしましたが信号は聞こえてきませんでした。










X1MのACアダプターの製作

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「」」

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あっという間に今年のハムフェアーが
近づいてきました。

今年は日曜日に行けそうです。
「QRPの里」ブースを基地にうろうろ
しておりますから、声をかけてください。

今年は1200Mhzのアップバーターを持っていきます。
1200Mhzはなかなか交信実績が出来ないので
ハンディをお持ちの方はぜひ交信お願いします。
その場でカード発行します。

よろしくです。

さて、

中国製HF QRP HFトランシーバ X1Mの
受信電流は450mA程度です。
かなり消費電流がQRPのリグにしては多いです。

シャックの電源は小さなソーラーパネル+車用バッテリーで
無線用の電源にしていますが、最大でも160mA程度しか
充電しません。これで大体、電源は間に合っていましたが
X1Mではバッテリーが充電しても電圧降下です。

しょうがないので専用電源を作ることにしました。

いまどきトランス式の安定化電源もないので
どうしようかと考えていたら、
パソコン用の15V 3Aのアダプターがありました。

これに先日qrpkkさんに買ってきていただいた
LM317T(3A)のレギュレーターで12Vに落とすことに
しました。

適当なケースがなかったのでタッパーに
入れました。電圧は12.5Vに設定しておきました。

このパソコン用の電源は当たりでノイズが全く出ません。
うまい具合に使っています。


ハムフェアーで1200Mhz交信(8J1A/1)

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ローカル電車を7時に出発して国際展示場には10時ちょっと前に
到着です。行くだけで疲れます。Hi

まっすぐQRPの里に向かいました。
1年ぶりの方や半年ぶりの方など
QRPの仲間とアイボールです。

みなさんにお会いするために
出かけています。
これが楽しみなんです。

1200Mhzのアップバーターをみなさんにお見せしました。
反応はやはり難しい?
そんなことないんですがねー。

記念局8J1A/1との交信も目的だったのですが
セットしてワッチ開始すると1295.04Mで
CQの連発です。 超簡単アップバーターは
60Khzセパレーションなのですがうまいこと
送信できるところです。

さっそくコールしてあっけなくで交信できました。
近距離ですから交信できてあたりまえですが・・・Hi

1200Mhzでは記念局も相手に困ったくらい
CQの連発でした。交信といえばほとんどが会場局
のように思います。

こんな状態では超簡単アップバーターで交信するのは
困難極まりない感じもしますが
交信数をコツコツ増やしていきたいと
思います。

今回も買い物はなしです。
QRPの里のバッチと神戸の友人から頂いた
手作りジャムを土産に帰りました。

お蔵入りです。

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ここに写っているのは20年ほど前の
作品です。

簡単に紹介すると棚の下段の左下から 
1.9~28M 0.5W CW送信機 
上が7M CW受信機これは思い出のもので
86年にハムフェアーの自作品コンテストで
郵政大臣賞をいただいたものです。
こんな時もあったんです。Hi

中央下は3.5,7M2バンドSSB/CW 2Wトランシーバ
真ん中がQP-7+ダイレクトコンバージョンのトランシーバ
上段はラジオと電子回路のオートダイン

右下は14,21,28M 3バンド 500mW CW/SSBトランシーバ
上段が1-V-2 真空管のオートダイン このケースは高校の時に
作ったもので15年ほど前にもう一度組みなおしたものです。

棚の上の段は
比較的新しいですが真空管送信機など
6BM8の7M送信機が真ん中にありますね。
低電圧にできないかいろいろとやったものです。

これらは作っただけとかほんのちょっと運用しただけで
今ではシャックを狭くしていたものです。
とりあえずお蔵入りにしました。HI

また、思い出した時に引っ張り出してこようと
思います。



久々の飛駒サイクリング

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毎日暑い日が続いていますが
気が付けば9月になってしまいました。

3ヶ月ぶりになりますが
飛駒サイクリングに出かけてきました。
いやー本当に久しぶりです。

本日は無線機はなし。フロントバッグの
中から一式を取り出して出かけました。
いつものリュックもいらないので
背中が軽いです。Hi

日差しの強い中体が慣れていないので
くらくらしながらいつものルートを進みました。

松田の長石林道も途中からダウン、
押しが入りました。ススキもちらほら
もう秋の気配も感じます。

やっとの思いでだるま杉峠にたどり着きました。
本日は結構お客さんが登ってきます。
みなさん峠で一休みしています。

知らない方々ですが
自転車の話で盛り上がります。

休んだ後は飛駒に向けて
後は下るだけです。

早めに帰らなくてはいけないので
根古屋森林公園のおそばはパス。
途中の須花のおそばを食べて帰りました。

やっぱりそばでした。Hi



AF Qマルチ CWフィルター

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拙著「手作りトランシーバ入門」の中で
特に好きなのが2石CWトランシーバです。

こちらに↓ブログの記事もあります。


とにかく2石でトランシーバを構成しているので
送信パワーはmW級 受信は蚊の鳴くような音です。
2石トランシーバを使いこなすのは結構大変です。

回路が簡単なので作られた方も多いと思いますが
これで交信できたという方は少ないのではないでしょうか?

受信の音量がもう少しあってAFのフィルターがあれば
もう少し交信のチャンスはあるように思います。

そこで、こんな回路を見つけたので
これをツートラにつないでみたいと
実験を始めました。

回路はJA1AYOさんがCQ誌に
発表したものです。シンプルな回路で
前から気になっていましたが
忘れていたのをCQ誌の切り抜きを
見ていて思い出しました。

つづく


AF Qマルチ 完成

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St-30を使ったAF Qマルチ CWフィルターが
完成しました。

消費電流は2SK30AYが1mA、LM386が無負荷5mA
と小電流です。LEDのパイロットランプが3mAです。
合計9mA です。

回路がシンプルなのでアルトイド缶に006pと
一緒に組み込みました。

うーん。結構切れますね、。
ピークは700hzくらいかな?

入力はローインピーダンスということですが
ツートラのセラミックイヤホン出力20kΩに
直接つないでもバッチリです。
音量も申し分ありません。
外付けのスピーカーもガンガンならせます。
もちろん、ステレオヘッドホンもOKです。

今まではフィルターがないのでどこが
ピークかわからずにゼロインが難しかったですが
これで交信のチャンスが広がりそうです。

試しにBCLラジオDE1103に
つないでみましたが
こちらもばっちり切れます。
BCLラジオにもいいですね。

8ΩのSP出力にも対応です。
なお前回の回路図で入力側に
10μF(ST-30側が+)を
入れてありませんでした。

同軸ケーブルの磁界ループ その1

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ハムフェアーでEDCの木下さんがKX3の
デモンストレーションをやっていたときに
おもしろい磁界ループを使っていました。

磁界ループのエレメントに同軸ケーブルを
使っておりました。
なーるほどこういう使い方をすればエレメントは
同軸ですから小さく丸めることができます。

これなら移動運用にも使えそうです。

そういえば↓

同軸ケーブルをエレメントにしたシールドループを
思い出しました。

そんなわけで、さっそくチャレンジしてみました。

同軸は1.8mの3.5D-SFAです。これは
1200Mhz用に低損失ケーブルで作りましたが
SFAケーブルのポリエチレン絶縁体が
形状記憶?できるので円形にすると形が
保持できます。

バリコンを探しましたら、500V 150pFが
ありました。

うーんこれじゃ耐圧不足です。
計算してみると
2W・・・・420V
3W・・・・514V
5W…・664V

2W以下なら使えますが5W位までは
使えるといいですが・・・・・

そこで300pFのシルバードマイカ500Vを
直列にして見かけの耐圧を1000Vにしました。
容量は100pFに減りましたがこれで試しました。

床に置いて適当にリンクコイルを取り付けて
みたら14M~28MhzまでSWRが下がります。
しかし21M以上はかなりクリチカルで調整が難しいです。

14Mと18MはすんなりSWRが下がります。
まあこんなところでやってみましょう。

これをどうやって固定するか?ブームは?
いろいろと試行錯誤してみます。



リチウムイオン電池

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いやー、こんなのがあったんですね。
たまたまヤフオクでリチウムイオンバッテリーを
みていて見つけました。

単三電池のふたまわりくらいのおおきさです。
電圧は3.7Vで電流容量は何種類かありました。

探したら3本用のホルダーもあります。

こうなると試してみたいです。

というわけで
3.7V 4000mAHというのを3本手に入れました。1
3本で11.1Vフル充電で12.6Vです。

お値段もエネループ1本と同じ程度です。
こんなに安くて本当に4000mA?
ほうんとうかな?

充電はシンプルに12.6Vの安定化電源に
つなぐだけでもよいらしいです。

まず、充電して週末にでも試してみます。

同軸ケーブルの磁界ループ 完成

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共振ループになる3D-SFAケーブルでは
ちょっと貧弱です。そこで形状維持のできる
低損失の5D-FBか8D-FBを考えました。

円形が崩れないには低損失のFBケーブルが
もってこいです。8D-FBがしっかりしていいのですが
ちょっとがさばるのとお値段が・・・・

そこで、
ヤフオクで探したら、中継用の5D-FB 2mというのが
安い価格であったのでこれを使うことにしました。
直径は65cm程度になります。

リンクコイルは1.6mm IV線40cmを丸めて
BNCに取り付けました。(直径13cm)

さて、バリコンボックスは前回の記事に入れたものです。
これでパーツはそろいました。

1mほどの塩ビのパイプがあったのでこれに
得意の100円ショップのプラスチックの目玉クリップで
固定してみました。

ループの下にバリコンボックス。

これは150pF 500Vに300pF 500Vの
シルバードマイカを直列にして耐圧を1KVにした。
容量は100pF程度です。

耐圧が1KVあれば10WまでOKです。

ポールの上に給電部を挟みます。
同軸はパイプに添わせるように引き下ろします。
これは適当で大丈夫みたいです。

SWR計を取り付けてバリコンでマッチングを取ると
14M~28Mまで取れました。

バリコンにつまみを直付けなので
ボディエフェクトがすごいです。
手を放すとSWRが悪くないます。
それでも何回かチューニングを取ると
コツがわかってきてSWR1.3程度までには
落とせます。

いい加減なmaiですからこれでOKです。HI

まあ、なんとも簡単に出来上がりました。
14~28Mですからコンデション次第で
QRPでも楽しめそうです。

釣竿をブームにすれば
コンパクトになりますから
移動に便利です。

そのうち試してみます。

24.576Mhz水晶の1石局発

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1200Mhz手作り作戦の前回の記事で
24.576Mhzの水晶が1200Mhz→430Mhz
のクリコンに使えそうだという記事を
かきました。

24.576Mhzの水晶は秋月電子とサトー電気で
入手できるということもネットでわかりました。

秋月電子では在庫がなくて入手できませんでした。

サトー電気にありますがとりあえず通販の予定が
ないと前回の記事でかきましたら
JL1KRA Nさんが送ってくださいました。

Nさんは中華キット、QRP CWトランシーバ
CRK-10Aの頒布をなさっている方です。

こちらに頒布情報があります。↓

いつもNさんにはお世話になっております。
感謝です。

早いところ試したかったのですが
今週になって時間が取れたので
試しました。

回路はこちら↓
にあります。

サトー電気には24.576Mhzの水晶が
2種類あります。背の高いHC49U 158円と
背の低いHC49US 50円です。

これの5逓倍で122.88Mhzをさせようとう
計画ですが、

これを試したところ背の高いHC49Uは
発振しませんでした。確認はしておりませんが
3rdオーバートーンだと思われますので
これはダメでした。

次に背の低いHC49USですが
見事に発振してくれました。

ところが3逓倍の73M帯も強く出ています。
調整によっては5逓倍よりも強いですが
同調回路付のRFプローブでやや抑えることが
出来ました。

でもなんかすっきりしません!
そこで41.15Mhzの9逓倍がうまくいった
基板に差し替えて調整したところ
ばっちりです。5逓倍だけです。
発振周波数は122.852Mhzです。

これを使えば1295Mhzが435.036Mhzに
変換できます。
これで入手可能な水晶で
1200Mhzクリコンの局発が
できることがわかりました。

2つの基板で試しましたが
コイルによっては3逓倍と5逓倍が
一緒に出てくることもありますが
再現性をあげたいので5逓倍だけ出てくるようにもう少し
コイルを検討してみます。

028 AF Qマルチ (CWフィルター)

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30年以上前に購入したCQ出版の
ハムのトランジスタ活用(JA1AYO著)
にあったものです。

800HzのCWフィルターですが
トランジスタ用のトランスST-30を
用いたシンプルなフィルターです。

これが意外と切れてFBです。

入力はローインピーダンスで、
8Ωから20Khz程度までOKでした。

調整はトランスにぶら下がっている
0.0022μFを大きくすると低いトーンになり
小さくするとハイトーンになります。
ここは好みで調整ですが0.0022μFで
いいみたいです。

半固定ボリュームを左に回すと発振しますが
ここから右に回して発振が収まったところに
合わせればOKです。

こんな簡単なフィルターでもバッチリです。
2石トランシーバにつないでいますが
BCLラジオなどにももってこいです。

こういうアナログな回路はいいですね。

リチウムイオン電池18650 その後

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先日、ヤフオクで手に入れたリチウムイオン電池
Ultra Fire 4000mAというのは商品名で容量を
表しているのはないもの?でした。Hi

ちょっと考えられませんがこういうものなんでしょう。
実際は1000mAhくらいです。
それでも内部抵抗が少ないのか7M 5W送信時でも
電圧降下は0.5Vです。これはこれで行けるかも?

いろいろ調べてみるとリチウムイオン電池は専用の充電器
を使ったほうがよさそうということで
Soshine SC-S2というものを手に入れました。

また、中国製では不安があるのでとりあえず
日本製をさがしたら、日本セルUR18650Aというのが
3本で購入できるのでこれを追加で購入してみました。

こちらは2250mAhです。
重さは3本で141g軽いです。

値段は中華セル1本300円程度に対して
日本セルは600円程度。mA換算すると
中国製もそれなりです。Hi

いままでエネループ10本を使っていましたが
これからは3.7V×3で11.1V~12Vを使います。

日本セルをメインにして中華セルを予備に
持ちあるけば合計3000mAhですから
まあそれなりにOKでしょう。

中華トランシーバX1Mは受信で約500mA程度なので
これで試すと中華セルはやく2時間で10V程度まで
電圧降下します。日本セルは今日2時間たったところで
11Vをキープしています。

これから考えても容量はこんなものでしょう。

2~3Wの自作機なら問題なく使えます。
FT817の2.5Wでも2~3時間は行けそうな気がします。

また日本セル 直列3本を2つパラにすると
2250mA×2で4500mAhになりますから
これならかなり使い出がありそうです。
電圧は11~12VなのでFT817 2.5Wですが・・・

リチウムイオン電池は使い方によっては
発火したり爆発したりするらしいので
あまりお勧めできませんが・・・・

X1M その7 CWアダプター完成

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CWアダプターの回路です。↑

5月に予約して7月末に手に入れたX1Mですが
こういう展開になるとは思いませんでした。

マイクにシングルトーン入力でCWになるということは
知っていましたがまさか実用にするとは・・・・。HI

回路図の下半分がPTTを利用する
セミブレークイン回路です。

キーダウンで2SA1015のコレクタに電圧が
現れてこれで上のツインTが発振します。
同時に次段の1石アンプもON,LEDも点灯して
これがCWモニターです。

一方、2SA1015 のコレクタから1S2076Aと1KΩを
介して2SC1815のベース電圧でC-E間がONになり
これがPTTです。ベースの4.7μFでデイレータイムを
決めてセミブレークインにしております。

1S2076 Aで電解コンデンサ4.7μFの逆流防止です。
これがないとセミブレークインになりません。

電圧は3Vから動作します。単4電池2本でキーダウンで
4.2mA+LED 3 mA で7.2mAでCWが出てきます。
スイッチもいりません。
コンパクトにアルトイド缶にいれました。

おっと、大切なこと忘れてました。

1khzのツインT発振では2khzに子供ができて
これが信号として聞こえてくるのですが
もちろん本物の信号からすれば気になるほどでも
ありませんがすっきりしません。

ツインTからのアンプの後に1khzのローパスフィルター
を入れてみたら子供はモニターして
かすかに聞こえる程度になりました。
これでうまいこといったようです。
ただ、ロスもあるので5W→3W程度に
パワーは落ちてしまいました。

なお、ツインTの後のボリュームで
パワーコントロールできます。

とりあえずこれで使ってみたいと思いますが
ツインTの発振を1.5KhzにするとLPFはいらなくなると
思います。2倍波の3khzはフィルター外になるので
回路がさらにシンプルになると思います。

話題のSSBトランシーバキットKN-Q7Aでは
SWRの測定ができませんがこの方法なら
キャリアが出せますよ。

ツインTが1.5Khz発振ならLPFもいらないです。
また、KN-Q7Aの場合ツインTの後の1石アンプは
必要ないかもしれません。

X1M その8 まだまだ続きます。

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(X1Mとアルトイド缶にはいったCWアダプター)

中国娘はとんでもないお転婆娘ですが
それでもいいところはあります。

受信部の回路構成がK2に似ていて
RF段とポストアンプにギガヘルツ帯の
2SC 3357を使っています。IFは9MHZのラダーフィルターで
その後はMC1350のIF段です。
ただし、AGCはかかっておりません。

検波・変調はNE612でこれも同じです。
とにかく受信が静かです。
これは素晴らしいです。

それから、
VFOとBFOが豪華です。ここでかなりの
電流を消費しますが、VFOがAD9851で
BFOはAD9850と2つのDDSを使っております。

ここでとくに素晴らしいところは
BFOのAD9850 の設定が自由にできるところです。
LSB、USBのキャリアポイントが自在に設定できます。
もちろんCWのキャリアポイントも・・・ここは意味ないですが。

キャリアポイントで変調がどう変わるかあるいは
受信のいいポイントはどこか?試してみると
すごく楽しいです。飽きませんね。Hi

LSBモードでCWアダプターを使うと周波数ズレのない
セミブレークインのCWができるようになりました。
快適です。

さて、X1Mをご覧になっていただくと、
F1~F5というプッシュSWがあります。
そして、VFO-AとVFO-Bの設定が
できます。

この2つのVFOはF3で入れ替わります。
VFO-Aで受信して送信は800HZずらして
VFO-Bに設定して、これを手動で切り替えれば
実はCWで交信はできるのです。

手動切り替えるとCWモードは使えるということです。

なかなか楽しいでしょう?
スプリットだって2つのVFOを切り替えれば
自由自在です。ただし・・・手動です。

F3ボタンの操作をいかに
素早くできるようになれるか?
自己訓練の世界です。Hi

これやってみると面白く楽しいです。

ところで、CWアダプターで各バンド様子を
見ているとどうも28Mがパワーが少ない?
SSBはどうだろうとマイクで
変調をかけてみました。

すると21Mまではそれなりでピークで2W程度は
でてますが28Mが0.5Wしか出ません!

なんかおかしい?マイクゲインが少ないのかと
外付けでマイクアンプを入れましたが過変調に
なってしまいましたのでそうではありません。

どうもVFOの出力が28Mは小さくて
十分ゲインが取れないような感じです。

すると28MだけQRPpで使いますかね?
0.5WのリグはなかなかないですからFBです。Hi

そこで思いついたのが、
28Mを親機にして50Mのトランスバーターを
付加することです。

マイクに向かって普通にしゃべると
0.3W程度です。これならアッテネーターで
減衰させるのも簡単です。
それより2~3Wを1mWまで減衰させてDBMに
入れるより気分的に楽です。

これはやってみたいですね。
X1Mプロジェクトはまだまだ続きそうです。


50M SRAを持って、ただの山歩きでした。

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とりあえず作ってみました。

スーパーラドってどうなんだろう?
まあ、とりあえず作ってみないと
わかりませんね。


いつも訪問いただいている、またよく
拝見させていただいているJS1KSUさんのブログ↓


にたくさんの記事があります。

JS1KSUさんの50Mのデータを
参考にさせていただきました。

50Mでは30mmくらいの太さがいいらしい。
適当なものはないか探しましたら
今では絶滅しておりますが、
フィルムケースが転がっていたので
これを3つセロテープでつないで
ボビンとしました。

フィルムケースは部品の整理につかって
おりましたのでいくつかまだ残っておりました。

さて、シリンダーですが、
これは得意のビール缶です。

アルコールストーブ作りに
熱中していた時期がありまして
カットもお手のもの、ちょチョイのチョイです。Hi

これに適当にビニール線をまいて
共振回路はできました。

ディップメーターで50Mに合わせてから
リンクコイルを巻いてSWR計でマッチングを
取りました。

が、はたして本当のところは?です。Hi

さっそくこれを持って太田市金山に
出かけます。本日は車です。
金山の駐車場でアンテナを釣竿に挙げて
FT817をセットまではよかったのですが・・・・

ここで大失敗!
電源をますれました。

トホホ。

お話になりません!
仕方なく100mWのPSN トランシーバも
持って来たのでこちらでテストしました。

これじゃ相手がいなそうなので
ローカルに電話して相手してもらいました。

とりあえず電波が出ているのは確認できましたが
本当のところはわかりませんでした。

仕方なく撤収。山歩きすることにしました。
普通の方は山登りで下から登るのですが
私の場合は上の駐車場から下に降りてまた登るです。Hi

いつもより余計に汗をかいてかえりました。






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