CWアダプターの回路です。↑
5月に予約して7月末に手に入れたX1Mですが
こういう展開になるとは思いませんでした。
マイクにシングルトーン入力でCWになるということは
知っていましたがまさか実用にするとは・・・・。HI
回路図の下半分がPTTを利用する
セミブレークイン回路です。
キーダウンで2SA1015のコレクタに電圧が
現れてこれで上のツインTが発振します。
同時に次段の1石アンプもON,LEDも点灯して
これがCWモニターです。
一方、2SA1015 のコレクタから1S2076Aと1KΩを
介して2SC1815のベース電圧でC-E間がONになり
これがPTTです。ベースの4.7μFでデイレータイムを
決めてセミブレークインにしております。
1S2076 Aで電解コンデンサ4.7μFの逆流防止です。
これがないとセミブレークインになりません。
電圧は3Vから動作します。単4電池2本でキーダウンで
4.2mA+LED 3 mA で7.2mAでCWが出てきます。
スイッチもいりません。
コンパクトにアルトイド缶にいれました。
おっと、大切なこと忘れてました。
1khzのツインT発振では2khzに子供ができて
これが信号として聞こえてくるのですが
もちろん本物の信号からすれば気になるほどでも
ありませんがすっきりしません。
ツインTからのアンプの後に1khzのローパスフィルター
を入れてみたら子供はモニターして
かすかに聞こえる程度になりました。
これでうまいこといったようです。
ただ、ロスもあるので5W→3W程度に
パワーは落ちてしまいました。
なお、ツインTの後のボリュームで
パワーコントロールできます。
とりあえずこれで使ってみたいと思いますが
ツインTの発振を1.5KhzにするとLPFはいらなくなると
思います。2倍波の3khzはフィルター外になるので
回路がさらにシンプルになると思います。
話題のSSBトランシーバキットKN-Q7Aでは
SWRの測定ができませんがこの方法なら
キャリアが出せますよ。
ツインTが1.5Khz発振ならLPFもいらないです。
また、KN-Q7Aの場合ツインTの後の1石アンプは
必要ないかもしれません。