(X1Mとアルトイド缶にはいったCWアダプター)
中国娘はとんでもないお転婆娘ですが
それでもいいところはあります。
受信部の回路構成がK2に似ていて
RF段とポストアンプにギガヘルツ帯の
2SC 3357を使っています。IFは9MHZのラダーフィルターで
その後はMC1350のIF段です。
ただし、AGCはかかっておりません。
検波・変調はNE612でこれも同じです。
とにかく受信が静かです。
これは素晴らしいです。
それから、
VFOとBFOが豪華です。ここでかなりの
電流を消費しますが、VFOがAD9851で
BFOはAD9850と2つのDDSを使っております。
ここでとくに素晴らしいところは
BFOのAD9850 の設定が自由にできるところです。
LSB、USBのキャリアポイントが自在に設定できます。
もちろんCWのキャリアポイントも・・・ここは意味ないですが。
キャリアポイントで変調がどう変わるかあるいは
受信のいいポイントはどこか?試してみると
すごく楽しいです。飽きませんね。Hi
LSBモードでCWアダプターを使うと周波数ズレのない
セミブレークインのCWができるようになりました。
快適です。
さて、X1Mをご覧になっていただくと、
F1~F5というプッシュSWがあります。
そして、VFO-AとVFO-Bの設定が
できます。
この2つのVFOはF3で入れ替わります。
VFO-Aで受信して送信は800HZずらして
VFO-Bに設定して、これを手動で切り替えれば
実はCWで交信はできるのです。
手動切り替えるとCWモードは使えるということです。
なかなか楽しいでしょう?
スプリットだって2つのVFOを切り替えれば
自由自在です。ただし・・・手動です。
F3ボタンの操作をいかに
素早くできるようになれるか?
自己訓練の世界です。Hi
これやってみると面白く楽しいです。
ところで、CWアダプターで各バンド様子を
見ているとどうも28Mがパワーが少ない?
SSBはどうだろうとマイクで
変調をかけてみました。
すると21Mまではそれなりでピークで2W程度は
でてますが28Mが0.5Wしか出ません!
なんかおかしい?マイクゲインが少ないのかと
外付けでマイクアンプを入れましたが過変調に
なってしまいましたのでそうではありません。
どうもVFOの出力が28Mは小さくて
十分ゲインが取れないような感じです。
すると28MだけQRPpで使いますかね?
0.5WのリグはなかなかないですからFBです。Hi
そこで思いついたのが、
28Mを親機にして50Mのトランスバーターを
付加することです。
マイクに向かって普通にしゃべると
0.3W程度です。これならアッテネーターで
減衰させるのも簡単です。
それより2~3Wを1mWまで減衰させてDBMに
入れるより気分的に楽です。
これはやってみたいですね。
X1Mプロジェクトはまだまだ続きそうです。