AYUのサントラにRITを組み込みました。
VXOの可変幅が10Khz程度なので
送信と受信で周波数のズレはほとんど
ないです。
ファイナルが負荷になるので大きなパワーを
取り出すとズレますが今回は
200 mW程度でズレなしです。
ズレるとそのズレを考えてRITするのですが
今回は大丈夫です。
2石トランシーバではそのズレを
VXO負荷の複同調コイルで
コアの調整で合わせるように
しています。
RITの回路は「手作りトランシーバ入門」の2石CW
トランシーバと同じになります。
CWでは800Hz程度受信の時に
ずらさないとゼロインできません。
これが7Mhzでは結構大変になります。
VXOバリコンの容量を20pFとしたときに
バリキャップとバリコンの間のコンデンサで
RITの変化させられる周波数が変わってきます。
今回は10pFとしてやっと500~800Hz取れました。
回路的に送信周波数に対してRITの分だけ
周波数はあがります。
バリコンの容量最大で500Hz 最小で800Hz
ほどの変化になりました。
RITボリュームを左に回しきっておいて
ゼロインしてからボリュームを右に回していくと
トーンになります。ほとんど回しきったところ
で聞こえてきます。
正確にゼロインするには使いながら
コツをつかむことにします。
レフレックスの受信部をちょっと手直しして
受信も結構聞こえてきます。
クリスタルイヤホンを2つ使って
両耳で聞くとよく聞こえます。
これで3石CWトランシーバの
かたちになってきました。
あとはRITほかの微調整です。
次回あたりに
回路図は公開したいと思います。