6SN7の0-V-1のコイルは
GT菅のソケットと同じもので
8ピンのUSタイプです。
25年前ころオートダインに凝っていたときに
昔風のプラグインのボビンは
入手できなくなっていました。
プラグインコイルはオートダインには
格好いいですよね。
なんかいいものないかぁ?
そんな時です。
モービルハム誌にJA1AMH高田さんが
8ピンのプラグを使うというアイディアを
提案されました。
すぐに通販で8ピンプラグを10ヶほど
手に入れました。
検索してみたら
今でも入手はできるみたいです。
これで0-V-0のプラグインコイルを
作りました。
ボビンを作るのが面倒でトロイダルコアを
使っています。
そのコイルがこの0-V-1の
コイルというわけです。
3つほど巻いてありますが
トロイダルコアはT-50-6
やー2です。
バリコンはMAX100pFでこれに合わせて
計算して3.5M 7M 14Mと巻いたのですが
どうも感度が上がりません。
前回にプレート電圧が高いところで
再生がかかるようにすれば
感度が上がるはずだと・・・
コイルを作るときはまずサァーと再生を
かけてBCLラジオでそのキャリアがどこで
受信できるか探します。
同調コイルの巻き数を増減して
目的の周波数に調整します。
再生が簡単にかかるように
再生コイルの巻き数は多めに
巻いておきます。
再生は発振ですから確実に
発振させることから始めると
わかりやすいのです。
今度は再生ボリュームが真ん中から
それ以上で再生がかかるように
調整します。再生コイルをほどきながら
様子を見ていきます。ほどきすぎて
巻き数がすくなすぎると再生が
かからなくなります。
そのギリギリのところで
うまく再生がかかるように
するのがコツです。
ここがオートダインのコイル巻の
楽しいところです。
7Mのコイルも再生コイルを7Tから
4Tまでほどいてみたら、大きな音量に
なってきました。
3Tでは再生がかかりませんでした。
4Tの時プレート電圧は
20V位です。これで
十分な音量になりました。
7MのCW SSBがガンガン入感し始めました。
蚊の鳴くような音量だったのがウソのようです。
面白いですよ。このコイル調整が
たまんないです。HI
14Mのコイルも7Mほどではないですが
SSBのラグチュウ―も聞こえてきました。
まだまだ調整は続きますが
とりあえず受信可能な音量に
出来ました。
昨日の朝7時ころに30mbで
「ベトナムの声」の日本語放送が
55555で入感していました。
歯切れのいい透明感のある音が
とてもFBです。
しばらく
これでSWLですかねー。