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Channel: RNRの手作り無線局
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HF TRX その10

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前回の記事からちょうど一週間たちましたが
AF回路とAGC回路を組んで
受信部の配線がおわりました。 

受信部の構成としては
BPF-RF(2SC1906)-DBM-2SK125×2-
4.5M fil-MC1350-fil-DET(SA612)-AF(2sc1815-LM386)です。

この構成はK2や中華トランシーバX1Mとほぼ
同じです。

AGCをどうしようか悩みました。

検波前から信号を取り出して検波増幅して
AGCをかけるのが一般的ですが配置などで
発振してしまったりうまく動作しないことも
あります。

再現性良くするには
AFの信号から取り出してAGC
をかける方法もあります。

回路が簡単で動作が確実にいくことを
考えてAFから取り出すことに
しました。

回路はX1M用のAGCキットの
回路のコピーです。
LM358の回路でシンプルに組めます。

ついでですが、K2のAGCはちょっと変わっていて
検波前から信号を取り出すのですが
これを一度100khzほどの信号に変えてから
AGC電圧を取り出しています。

どうしてこんな面倒なことやるのかなぁ?
と理解できないでいたのですが
なるほど再現性の問題でこうしているのだろうと
想像できました。

K2はキットですから
間違いなくできないといけません。
想像するにAGCがうまく動作しない
発振などのトラブルがあったんでしょう。

実際にMC1350とAGC回路を
組んでみてこういうことかな?
と思いました。

やってみて発見もありますね。hi

回路ができたところで
フィルター以降の動作を確認してみました。

秋月のDDSで4.500M付近を発振させて
信号を探しましたら4.499Mでばっちり
受信できました。

回路ごとに動作を確認して
おいたので一発OKです。

ここまで組むのに一か月で
15時間かかりました。

やれやれです。hi

フロントエンドは同じ回路で組んだこと
あるので動作はまず問題ないので
先に進めます。

つぎはいよいよ送信部で
SSBジェネレーターです。




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