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Channel: RNRの手作り無線局
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pixieもどき④

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ランド基板も再利用して組みましたが、LPFと4:1の
バイファイラ巻のトランスはAYUの基板から外して組みました。

はやいところ受信だけは試してみたいと
ケースに組み込んだところです。

それにしてもこれだけで
トランシーバーなんですよ。

VXOは出力側に共振回路をいれてあるところと
ファイナルの後にトランスでインピーダンスマッチングを取り
そのあと2段のLPFを入れたところが
オリジナルのpixieと違います。

VXOコイル+47μHと20pFバリコンの容量が大きくて
下がりすぎたので39pFを直列にいれて
周波数調整しました。

また、VXOコイルが自己共振を起こしているのか
7.011M付近でヘンな発振が出てしまい
47KをVXOコイルとパラにいれて
Qを下げて止まりました。

ファイナルは検波も兼ねますが
受信の時はLPFからコレクタに
信号が入ってきます。

通常ベース入力ということしか
頭になかったのでこれで本当に
検波できるの?という感じでしたが
これが問題なくできるんですね。

エミッタの10kΩがポイントです。
これをアースするだけで送信出来るところが
自信から送信に切り替わる。
なんとも驚きです。

受信ではエミッタから信号をとりだして
LM386で増幅しますが電源ですが
1kΩを介して6ピン入力です。

これでは電圧が下がって動作するのかなぁ?
と思いましたが12V電源で5mAほど
流れました。

実際に6ピンの電圧を測っていませんが
計算では5Vの電圧降下です。

12V-5Vで7Vで動作しているということですね。
電流が増えると電圧降下が大きくなるので
増幅率が下がる。なんとも考えてある回路ですね。

スピーカーを鳴らすほどの音量はないので
ヘッドホン専用です。

送信ではファイナルの後に4:1のトランスの
後にLPF2段です。

キーダウンしたときのパワーは
12Vで200mW出てきました。
これはAYUと変わりません。

それではLWをつないで
受信してみるとAMの混信交じりに
CWが聞こえてきます。
ちょっとゲイン不足気味。
でもちゃんと聞こえてきます。

LFPしかないのでLWでは
AMの混入は仕方ないですね。
やはりちゃんとしたアンテナで聞いてみたい。

そこで、サンバーでいつもの移動地に
行って7Mヘリカルをつないで
試しました。

16日の午後の3時ころでしたが
ちょうど千葉コンテストをやっていて
各局が599で入感です。
AMの混入は皆無。普通のDC受信機と
替わりません!
素晴らしいです。

HP出力にAFのLPFを入れると混信もすっきり
とれます。これなら受信はOKです。

こまかいところでカットアンドトライは
ありそうですがpixieもどきの
実用機ができそうです。







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