送信部の配線が終わったところで
ファイナル2SC1971のアイドリング電流を
30mAに設定しました。
ここまでのかくにんをしておこうと
思います。
ここでちょっとした失敗。
アイドリング電流を設定するときに
テスターの電流測定で500mAのレンジを
使いました。
(このテスターのMAX電流です)
そのままの状態でLPFの後に
2WのQRPパワー計をつなぎました。
そして入力に1mWの信号入力。
いきなりパワー計が振り切れて
しまいました。考えてみれば3W程度は
出る予定でしたので振り切れても
不思議はないですが
一瞬焦りました。
そしてもう一度入力すると
パワーが出ません!
なぜ?
ファイナル飛んだかな?
こういうこと前にも何回も
経験しております。
あっ そうか。
ファイナルに500mA以上の
電流が流れてテスターのヒューズが
飛んだんだ。
ヒューズが飛んだと頭に浮かばなくて
ファイナルが飛んでしまったんだと
思い込んで交換したり、あちこちと
調べてもうまくいかない。
そんなことで悩んだこともありました。
これも経験ですね。
冷静に考えればあたりまえのことですが
今回はすぐにわかりました。
予備のヒューズが手元にない。
ファイナルはうまいこと働いていると
思うので次に進めることに
しました。
切り替えのリレーの配線を終えて
基板を完成させました。
こうなるとはやいとこテストしたい。
後はコントロール回路を急いで
作ろう!
いや待てよ。K2からの
コントロール信号のほかに
手動で切り替えができたほうが
便利かも?
リレーをトグルスイッチで動かして
送受の切り替えにしておけば
とりあえずK2に手を入れなくとも
使えるはず。
そんな訳でケースに基板を
組み込んでいるところです。