1枚基板に組んだTSS認定回路の
アップバーター2号機の受信部も
ハンダヅケが終わりました。
1200MhzとなるとHFや50Mと違い
同調回路がプリント基板の板コイルと
トリマーを使います。
画像の上にクリコンこれは2SC3358のRFが
2段のあとに1SS97のダイオードミクサーです。
局初は1石局初です。つまり3石で1200Mhzのクリコン
ができます。
一号機はRF1段ですが50mW程度の出力には
なんとかバランスが良いところですが
感度が不安でCQを出す勇気がありません。
そこで2号機はRF2段にしました。
送信部は430M→1200Mhzのていばい器、これは
スイッチングダイオードの1S2076Aで3逓倍を
おこなっております。じつはこのていばい器で
TSSの保証認定をうけようと電話を入れたら
ダメ!と言われました。このことは以前の記事で
紹介しております。
そのなことがあって、ていばい器の後に2SC3358の
ファイナル+BPFで
保証認定は取れました。
今回は1枚基板の上にすべての回路をのせて
同軸の引き回しのロスをへらすことと
すっきりさせました。
1200Mhzのアップバーターはこんな具合で
3pF 6pF 10pF 20pFのトリマーと
ランドコイルでできます。
1SS97や1SS85やトリマー類は
サトー電気の通販で入手できます。
また、2SC3358はまだ探すと扱っている
販売店もあるとおもいます。
ちなみに今ならヤフオクで出品せれておりますよ。
25年ほど前のJA7RKB OMの1200Mhzマニュアルの
回路ですが今でも全然色褪せない!
かえって新鮮味があって製作を楽しんでおります。
クリコンと送信部をとりあえず仮調整してから
基板の空いているところにリレーで切り替え回路を
作ろうと思います。