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FMゲルマラジオと赤雪山 パート2

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2ヶ月ぶりに赤雪山に登ってきました。

新緑がきれいで山歩きも楽しい季節です。

山頂についてさっそく長方形ループを
上げました。出かける前にmoxonのエレメントが
みつからずループを持っていきました。

さっそくFMゲルマにつなぐとバンド一面に
FMノイズが入ります。やはり標高が高いと
違いますね。

85M付近で放送が聞こえてきます。
今回はハンディ機を持参して
チェックしました。

ハンディ機では10cmほどのアンテナでも
FMバンドのあちこちでフルスケールです。

この状態ではFMゲルマと
鳴きあわせができません。

アンテナをはずした状態で
ゲルマラジオをに近づけると
Sメーターが棒4つほど振れます。

周波数を確認すると85.1Mhz
でした。いままでNHKは確認していましたが
スカイツリーからの825Mの放送と
思っておりましたが実は埼玉放送局でした。

FMゲルマラジオの共振周波数で
つかまえた長方形ループアンテナの
信号をハンディ機で受信しているのですから
間違いありません。

FMゲルマの受信状況はSINPO22222です。
ちょうど11時50分で天気予報が始まりました。
こんな受信状況ですが東京。神奈川、千葉、
茨城・・・・と各県の予報を放送していて
その県名はしっかりと確認できました。

そして11時59分に「こちらはNHK-FMさいたまです」という
アナウンスが出ました。間違いありません。

ですが・・・・
ここでしくじり。

ちょうどS/Aの時のハンディ機でも確認できるように
準備していて結果的にハンディ機での確認でした。

こんな結果ですが放送内容は3~40%聞き取れます。
今までで最高の受信状況です。

この後ハンディ機のアンテナなしを持って
10m四方ほどの山頂をうろうろすると
受信のいいところがあることもわかりました。

そのスポットにアンテナを立て直して
聞いてみるとさらに了解度が
上がります。
こんな発見もしました。

帰ってからNHK-FMさいたまの
送信所を調べたらさいたま市桜区と
わかりました。5Kwです。
地図でおおよその距離を測ったら
約60kmです。

もしかしてこれはFMゲルマラジオの
最長の受信距離かもしれませんね。



HW-9と外付けプリアンプ

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ヒースキットの8バンドCWトランシーバのHW-9ですが
ハイバンドの感度が今一つよくありません。

回路図をみると高周波増幅なしで
いきなりミクサーです。

聞いた感じでは21MまではRFなしでも
大丈夫ですが24,28Mでは感度不足を
感じます。

そこで外付けのプリアンプを
入れることにしました。

1.9~28M、9バンドの受信用
プリアンプを作ったことがあります。
オートダイン用に作ったのですが
これをHW-9に使うことにしました。

2sk241の高周波増幅回路を
9バンド分作りそれをスイッチングダイオードで
切り替えております。

受信用のため送信時に
使えません。

そこでリレーを利用した
キャリコンを追加することに
しました。

キャリコン回路は「手作りトランシーバ入門」の
129ページにあるものです。

2時間ほどの工作で
なんとか使えるようにしました。

さっそくHW-9とアンテナの間に
入れてみました。

まずはキャリコンの動作確認です。
キーダウンと同時にリレーがカチッと
送信に切り替わります。
気持ちいいです。hi

さて受信ですが
28MでプリアンプOFFの状態では
ノイズも少なくて静かです。

プリアンプONでノイズが
聞こえてきます。
通常の無線機で聞こえてくる
ノイズと同程度になりました。

バンドを切り替えて下がっていくと
21Mで弱い信号があります。
プリONで31→53くらいになります。
簡単な回路ですが効果がありますね。

しかしノイズも大きくなりますので
HW-9の受信音に慣れると耳障りです。

もともとQRPですから弱い信号には
まず届かないですから実際のところ
プリアンプは必要ないかもしれません。

うーん。
プリなしのほうが静かでいいのかなぁ?

まあ
様子を見ましょうか。




アンテナ水晶フィルターの製作①

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いちどはこれを作ってみたいと
思っておりました。

こちら↓
のこれです。

CQ誌でおなじみのJA1AYOさんの「AYOの製作教室」で
発表されたものです。いつ頃だったですかね。
1990年頃だったのでしょうかね。

当時、CB用の7.8M水晶フィルターが大量に出回って
1ヶ100円だった記憶があります。

それを利用したアイディアで、
なるほど・・・・すごいこと考えたと
驚いた記憶があります。

手元に7.8Mの水晶フィルターがあり
また、DBMの2ヶあります。
そして 貴田電子のDDS MC50も
実験用に手に入れたものがあります。
パーツはそろっております。

以前、BCLラジオのトップフィルターとして
実験したことがありましたが
ちゃんとケースに入れて作ってみたいと
思い立ちました。

HW-9のフィルターは1khzなので
アンテナとHW-9の間に入れて
バンドパスフィルターとして使えば
高級機並?にできそうです。hi

回路的にはビーコンのUCIさんと
同じようなものですがフィルターが
7.8Mなので 7M以下のローバンド用と
して作ろうと思います。

連休中に
ケース加工を始めたました。

アンテナ水晶フィルター②

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ランド法で基板の製作を始めました。

といってもメイン部はこれだけです。

基板の左から構成は
アンテナ→DBM-FIL-2sk241-DBM→リグ
です。

目的の信号をいきなりDBMで7.8Mに
変換です。こうすることで増幅素子がない状態で
フィルターですから発生するノイズは
DBMのノイズくらいです。

フィルターの後に2SK241で増幅。
そしてまたDBMで7.8Mの信号を
入ってきた信号に戻します。

7.8Mのフィルターの帯域4khzだけ
通過した信号のみリグに入力されるということです。

理想はリグのトップに水晶フィルターを
入れればいいのですがそれではフィルターが
いくつあっても足りません。

1ヶのフィルターで連続的に
通過するように考えられた回路です。

しかし2回の周波数変換していますので
DBMの変換ノイズが増えるしロスも-15dBくらい
あります。フィルターの後の2SK241はその分の
増幅です。

今のリグはこんなことする必要ないですが
シングルコンバージョンの昔のリグや
自作のダイレクトコンバージョンや
オートダインにはかなりいいのではないかと
期待しながら作っています。

アンテナ水晶フィルター③

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ぼちぼちと進めております。

配置を考えながら
貴田電子のMC-50を
ケースに取り付けました。

LCDとの延長ケーブルの
配線を間違えてしまって
時間がかかってしまいましたが
なんとか動作確認ができました。

7.8Mフィルターを使う
設定にしておきます。

フィルターの上側にDDSを発振させますが
MC-50は15Mあたりから出力が
落ちてきますので受信周波数としては7M
あたりまでです。
ローバンド用ということです。

ハイバンドはそれほど必要は
ないと思うので中波~7Mで
使えれば十分でしょう。

次はメイン基板に
DDSのあとにアンプを
組むことにします。

アンテナ水晶フィルター④

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メイン基板に2sc1906のDDSの増幅回路を
組み上げました。

とりあえず2つのDBMに供給するDDSからの
信号は増幅後にLPFもなしにいきなり
接続しました。

ハイブリッドで2つのDBMに供給するのが
まっとうなやり方ですがDBMは同じものを
使いそれぞれ3dBのATTが入っているので
同じ回路が2つになるので直接接続して
試してみようと思います。

DDSの信号は2sc1906で60mW位
になりましたがハイブリッドを入れると
ロスが多くなることとM8は局発も
70mWと大きな信号が必要です。

60mWの出力を2つに分けてそれぞれ
3dBのATTを介してDBMに供給されるわけですから
少しでもロスをへらしたいところです。

水晶フィルター回路も
入出力のLPFはなしで
とりあえず試してみたいと
結線を完了しました。

7MのCWで試しますが
スルー回路なしで結線しましたが
これではダメです。

RXで信号を聞いて
そこでオンにしないと
水晶の4khzの帯域ですから
まったくきこえません。

操作性が悪くて
やはりスルー回路を
入れてから試すことにします。



アンテナ水晶フィルター⑤

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とりあえず動作確認できるように
しました。

アンテナ水晶フィルター②で
示した回路図のように入力部は
まるでフィルターはいれておりません。

実際にこれでも目的の信号は
受信できるはずです。

7.8Mの上側にVFOを取っておりますので
たとえば7Mの受信したとするとVFOは
14.8Mです。

この14.8Mに対して7.8M上側の
信号22.6Mも受信してしまいますが
ここには放送波もないので
影響はないだろうと考えたのですが・・・

とりあえず、スルー回路を組んで
受信してみました。

受信機はFRG-7700とHW-9
です。

まずは7MのCWからです。
信号を見つけてからアンテナ水晶フィルター(AXF)を
オンします。

周波数を合わせるとちゃんと聞こえてきます。
(当たり前・・・hi)

受信音にキレがなくて
丸くなった感じです。
曇りガラスから覗いているような・・・

周波数をずらすと混信がきえます。
バンドパス効果が確認できました。

やはり音質が好きになれませんね。
ミクサーが2つ余計になるので
FRG-7700では4つのコンバージョンということに
なります。ミクサーノイズも馬鹿にならないんでしょうね。

HW-9はシングルスーパーなので
AXFを入れるとトリプルスーパーということです。
こちらは意外と曇りガラスが気になりません。

31mbの放送波も聞いてみましたが
AXFを入れないほうがクリヤーです。
効果はわかりません。

さて、7MのCW受信していて
どうもノイズっぽい。なんだろうと
考えたら 先ほどの逆へテロダインの
22.6Mのノイズです。
信号はないですがノイズはありますよね。
これも受信しているわけです。

やっぱりフィルターは
必要なんだ。hi

つぎはトップに7MのLPFを入れて
試してみます。

アンテナ水晶フィルター⑥

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最終的に回路はこんなところで
落ち着きました。

最初、2SK241の入力側に同調回路を
入れた普通の増幅回路を組んだのですが
ゲインがありすぎたのか発振してしまい
動作が不安定でした。

また、ノイズがスルーの時よりも
大きくなってしまい気に入りません。

結局、入力部の同調回路を取り去って
せっかくなのでFCZコイルの巻き数の
多いほうをゲートに入れてこんな感じに
なりました,

これでスルーとのゲイン差はほとんどなくなり
ONでもいい感じです。

3.5M,7Mや60、49mbの放送バンドで
試しました。

受信機はFRG-7700 ですが
放送バンドでは効果はなく
逆にノイズが増えるとか
曇りガラスから見ているようで
芳しくありません。

また3.5Mではほとんど
必要ないかんじです。

効果を期待するとすれば
7Mくらいでしょうか。
FRG-7700はフィルターがSSB用
ですから、AXFのバンドパス機能で
ばっちり混信が取れます。

しかし、ノイズがどうしても曇りガラス
のような感じで好きになれません。

SSBについても同じような感じです。

もしこれを使うとすれば
ローカルで非常に強い局があるとか
メジャーなコンテストの時くらいですかね。

普段は必要は感じません。
それから、やはりノイズレベルが
スルーの時と比較すると増えます。
比較しなければ感じないレベルですが
これが気になるところです。

まあ、一応試せたので
良しとします。hi




いまさらですが・・・

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BCLに目覚めたわけではないですが
ヤフオクで見つけたDRAKE R8を
落札してしまいました。hi

久保田博南さんのBCL本を読んでから
多少は気になっていて
日本無線のNRD-525を
探していました。

というのもオーディオアンプや
カセットデッキ、チューナーなど
1980年代から90年代の初めのころ
アナログ技術が最高のレベルに
達したころだとどこかで
聞いたことがありました。

そうなら無線機や受信機も
このころがアナログ機の
技術も最高に違いない。

1980年代の終わりのころの
受信機がいまなら安く手に入るだろうと
思いまして、特に日本無線のNRD-525に
狙いを定めていましたが・・・

何回かチャンスはあったのですが
どうもCWフィルターの入手が困難らしい
ので入札参加にためらいがありました。

そんな時に偶然に見つけたのが
これです。フィルターが5ヶ標準装備されて
いて CW用の500Hzのフィルターも
あるのです。

考える間もなく
入札に参加しておりました。hi

最初からオーディオ部に
不具合があり、長時間聞いていると
異臭がしてくる電解コンデンサが
爆発寸前らしいとのこと。

手元に届いて
ケースを開けてみると
どうもトランスが焦げ臭い。

トランスの横にスピーカーが
あり その下に電源回路が
あります。覗いてみると
電解コンデンサは
見る限りは大丈夫のような。

DRAKE R8は電源トランスが
かなり熱くなるとのブログの
記事がいくつかありました。

どうもここがうまくないらしい。
入手したものも今にも溶けそうな
電源トランスです。

ここはAC電源はやめて
外部電源を使うことにしました。

まだ使い方もよくわかりませんが
AMはやわらかい音です。
CWも500Hzのフィルターのおかげで
7Mも快適に受信できます。




電源は?

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シャックの電源は車用のバッテリーで
太陽電池で充電しながら使っております。

安定化電源はもう20年近く使っておりません。

DRAKE R8は電源をつなぐとスイッチを入れる前に
通電して液晶に時計が表示されます。

この時の電流がなんと1A近く流れております。

えっー。

さすがはmade in USAです。
大陸は違いますねー。hi

そしてスイッチを入れると1.5Aほど流れます。
受信部だけなら500mA程度というところですね。

常時バッテリーにつないでおいたら
待機じょうたいでも2~3日で
バッテリーが干上がってしまいます。

バッテリーとR8の間にスイッチを入れて
R8の電源をカットすればOKですが
シャック以外での使用を考えているので
専用の電源を用意しようと思います。

さて、1.5A程度なら昔自作を始めたころに
作った電源があったような・・・・

探したら出てきました。
30年ぶりに電源入れてみたら
何とか使えそうです。

電源スイッチががたついているので
交換、電圧調整用のボリュームも
古いので交換しました。

アルミのケースむき出しなので
黒塗装してきれいになりました。
古いものでも手を加えれば
なんとか使えますね。hi

安定化電源のスイッチがR8の
スイッチというところです。

安定化電源ONでR8のリレーが
カチッと入ってバックライトが点灯
時計が動き出します。
この時計は使わないので
表示された時間は気にしない。

それからR8の電源ONで
受信開始です。

もう使うことはないだろうと
ジャンク箱で眠っていた
安定化電源が目覚めたところです。hi



電源の昇天

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毎日 1時間ほどワッチしておりましたが
いきなり電源が切れてしまいました。

あれれっ。やっちゃったかな?
古い受信機なので心配はありますが
そんなに簡単に壊れるはずはない!

では電源?
1.5Aでぎりぎりらしくケースが触れなくなるほど
発熱しておりました。

たぶんこれだよね。
テスターで電圧を測ると2V程度です。
やはりこれでした。
パワートランジスタが昇天したのでしょう。

2SB407というトランジスタです。
かわりがないか探しましたが
ありません。

さて・・・・
どうしたもんか。

おー。
LM317Tがあるではないですか。
うーん。でも電流ぎりぎりですね。
1.5A MAXで大丈夫だろうか?

まあ、とにかく分解して
LM317Tで回路をくんでみるか。




やっぱりCWですかね。

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前回の記事の電源ですが
LM317で組みなおしました。

1時間ほどのワッチではかなり
熱を持ちますが大丈夫です。
でも夏場の暑さにはまた昇天しそうです。

やはりトランスの容量不足も心配です。
それとR8ですが受信機には
送信機と組み合わせたいので
あと2A位欲しいです。

そこで電源はアルインコのDM-104
という古いトランス式を使うことに
しました。

R8を聞き始めて10日ほどになりますが
やはり聞くのは7M CWからです。
BCLはハムバンドの合間に聞くという
感じです。

500Hzのフィルタがあり
チューニングダイヤルの右の
パスバンド オフセットつまみで
チューンをとるとノイズも少なく
やわらかい音で非常にクリヤーな
トーンに設定できます。

これが病みつきになる音です。hi
こんな音を聞いてしまうと
送信機と組み合わせたくなりました。

AYU40の受信機としても
面白いかな。

「 pwr is AYU40 200mW es RX is DRAKE R8」
なんてモールスを送ってみたいです。hi

R8用に釣竿ヘリカルアンテナを作りました。

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立ち木に縛り付けてある2m高、
全長2mのBCL用に釣竿ホイップアンテナ
の聞こえが悪くなったので
点検してみました。

給電部のタッパーウエアがボロボロで
エレメントが断線です。
これじゃあ聞こえないはず・・・・

ちょうどよい機会なので
エレメントをヘリカル状に巻いて
給電部に9:1のトランスを入れて
釣竿アンテナを作り直しました。

ご覧のような構造です。

ヘリカルアンテナを作る要領で
2mの釣竿にダイソーの1mmアルミ線
18.8mを巻きつけました。

給電部にトリファイラ巻のトランスを入れて
インピーダンスを下げて同軸ケーブル
10mでシャックまで引き込んでいます。

アナライザーでみると短波帯30Mhzまで
100Ω以下です。共振は11.1Mで
SWR1.3を示しております。

20mのLWと切り替えて比較してみました。

短波帯では放送波も7Mなどのハムバンドで
LWからSで1~2低くてノイズがLWより高いです。
弱い信号はノイズにかくれてしまい
LWで聞こえてもヘリカルでは聞こえないことも
ありますが比較的強い信号は若干弱い
というところです。

全長2mですから
まあこんなところですかね。

2m高のLWですがやはり長いほうが
感度がいいですね。

でも全長2mでこの差ならそれなりの
メリットはあるかな?


R8に50Mクリコンを試す。

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R8を3週間ほど聞いてみて
大体様子がわかってきました。

短波放送はやわらかい音で
リスニングにはとてもいい感じです。。
6khzと4khzのフィルターを
使い分けて聞いております

オートダインとか自作のシンプルな
受信機に慣れているせいかあまりに
ゆったりとした余裕の聞こえ方に
なぜか落ち着きません。hi

たとえれば高級車で
高速道路を130kmで突っ走ているのに
乗り心地はゆったりとしている。
(高級車で走ったこともありませんが・・・hi)

サンバーで一般道を70kmでエンジン全開で
走っているようなスリル感がありませんね。

ハムバンドではCWもSSBも
いい感じです。SSBでは2.3khzのフィルターで
オフセットつまみを調整するとノイズも少なくやわらかい音で
心地よい受信音です。
CWでは500hzのフィルターがあるので
混信もなくクリヤーに聞こえてきます。


どちらかというと放送波AMの
受信よりもCW/SSBの方が向いている感じです。

5つの6k,4k,2.3k,1.8k,500hzのフィルターの
標準装備で受信状況に合わせて
選べるところがいいですね。

さすがはDRAKEという印象です。

こうなるとますます送信機と組み合わせたく
なります。

そこで以前に中華トランシーバX1Mに
試した50M→28Mクリコンを試してみました。

こちら↓
の記事のクリコンです。

ちょうどEスポで北海道、九州の
SSBがぞろぞろ入感しておりました。
台湾?も聞こえておりました。

クリコンを通しても心地よい受信音です。
R8はVHFユニットもありますが
こんな風に自作するのもいいかな?






29M FM送信機の改造

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R8の上にあるのは「ラジオと電子回路」の
29M QRPpFM送信機ですが・・・

ファイナルは2SC1906で
100mWです。VXO にバリキャップで
コンデンサマイクの信号を直接FM変調
の2石送信機なのでAYUシリーズとして
AYU10 FM とネーミングしました。

DRAKE R 8 で29MのFMをワッチしていたときEスポで
たいへんにぎやかで、送信機と組み合わせたいと
これを引っ張り出してきました。

いつでも使えるように認定はとっておきましが
まだ電波を出したことはありません。

使いやすくするために
①固定周波数をVXO にする。
②キャリブレーションをつける
③送信時にR8のミュートを使えるようにする。
そのためにトグルスイッチの送受切り替えですが
アンテナ系はリレーにする。
そんな改造を行おうと思います。    つづく


BCL用可変BPF

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ジャンク箱の中になぜか羽を抜いた
バリコンがありました。

今から思えばもったいないですが
容量を少なくして短波用にでも
考えたことだったんでしょう。

さて、これは何かに使えないかな?

容量を調べると150pF位の3連です。

前から考えていたのですが
7Mの2ポールバターワースのBPFで
帯域100khz位のものが作ってみたいと
思っておりました。

ではつくりますかねー。
とおもいましたが、バリコンなんだから
容量の小さいほうまでいけるので
13~4MまでのBPFもできそうです。

そうならばBCLラジオ用のBPFにでも
してみようかな?

DE1103やPL-660は1ST IFが55.8M
としたアップコンバージョンで30MのLPF 1つで
短波帯をカバーしています。

うまく考えた構成ですが
共振回路ではないので強力な電波があると
多少周波数が離れていても
ミクサーが影響を受けて
混変調の原因になるのではないか?

もし受信のトップにBPFが入れば
混変調が少しは抑えられて
静かな受信ができるのではないだろうか。

DRAKE R8の静かな受信音には
程遠いかもしれませんが
多少効果があるような気がします。

まえから一度は試してみたいと思っていた
ことなのでとりあえずバラックで組んで
試してみようとおもいます。

29M AYU FM改造は後回しです。hi


7~15MのBPF

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こんな感じに作ってみました。

回路は前回の記事にありますが
3連バリコンのうち2つを使った
複同調回路です。

コイルはT80-2に30/4Tで約5μHです。

秋月のDDSと電界強度計を改造した
μパワー計で簡単にテストすると

6.5M~16M程度に同調が出ました。
バンドパス特性としては

7M・・・帯域400Khz・・・減衰ー12dB
10M・・・・・800Khz・・・・・・・-8dB
15M・・・・・1.5Mhz・・・・-4dB

ざっとこんな感じでした。

DE1103とPL660で視聴してみると
ほとんど効果はありません!

7M CWではBPFを入れると
かなり静かになるので効果が
あると思いましたが減衰がー12dBなので
アッテネーターになっているので
同等になるようにRF-Gを絞ると
ほとんど変わりません!

DRAKE R8でも試しましたが
効果はわかりませんでした。

バリコンを回して同調をとったという
ことで多少の安心感があるという
ところでしょうか?

もっともアンテナがいい加減な
LWなのでDP程度のアンテナで
試すと効果が出るかもしれませんが

今回は無駄なことだったかかな?hi




29M FM送信機の改造②

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アンテナの切り替え部は
リレーを使っております。

送信時にはRXのアンテナ入力が
アースするようにしました。

スタンバイはトグルスイッチのままです。
2回路のうち片方をRXのミュートようにしました。

VXOを調整して29.3~29.090Mまで
動かせるようにしたのですが
29.16M以下ではスタンバイすると
VXOが発振しません。

VXOの場合、可変幅を下へ広げすぎると
SW/ONで発振しない場合があります。

今回は29.180Mまでは発振しますが
それ以下ではダメです。

R8でモニターするときれいな
変調がかかっております。
ファイナルは2SC1906で100mWです。

VXOについてはもう少しやってみます。

R8で灯台放送を聞いてみた。

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灯台放送って聞いたことありますか?

たまたまBCL関連のブログをみていたら
灯台放送というのがあることを知りました。

へー
そんな放送があるんだ!

調べてみると1669KhzでUSBによる放送で
出力が50W。全国29ヶ所の灯台から
気象情報を流しているとのこと。
(詳しくは検索してください)

1669Khzと言えば1.9Mのちょっと下で
パワーが50Wといえばアマチュアレベルです。

これって1.9Mの電波状況把握に
よさそうですね。

ちょっと聞いてみますかね。

DRAKE R8にいつものくにゃくにゃLW
20mで聞いてみました。
たぶん関東近辺なら聞こえるかもしれないと
22時15分ころから1670Khz USBで
ワッチ開始しました。

22時20分ころ「こちらは八丈島、八丈島」
というアナウンスが入感。
チャンと同調をとると1669.05Khzで
RS53です。

あっけなく
受信に成功しました。

へー
聞こえるんだ。
八丈島から50Wの信号が
聞こえてくることに
感動してしまいました。hi

しばらく聞いていると
31ていどに「いろうざき」という
アナウンスも聞こえてきました。

なんだかこれ
面白そうです。

そんなわけでここ
何日か灯台放送ワッチしております。hi

灯台放送専用受信機

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DRAKE  R8とLWで1669Khz近辺を聞いてみると
混信はありません。ノイズが気になる程度です。
また日本全国の灯台から順繰りに
放送されるので灯台どうしの混信はありません。

パワーが50Wとアマチュアレベルですが
これなら簡単な受信機でも聞こえるのでは
ないだろうか?

そこで「手作りトランシーバ入門」で作った
1.9Mの受信機があるのでこれを
灯台放送用に改造してみよう!

この受信機の構成は
RF(2sK241)-MIX(2sk241)-12.2883素子フィルターーIF(2SK241)-
DET(2SK241)-AF(LM386)でVXOは2SC1815GR
(42.666Mの水晶の基本波14.222Mとしてつかう)
といったところです。

RF1段IF1段FET検波とシンプルです。

改造するところはRFの同調回路に
100pFコンデンサ追加で1.669Mに
同調をとり
VXOに14.00Mの水晶に
交換して1.669MはVXOとしては
13.957Mを発振させます。

VXOの14Mの水晶に4pFをパラに入れて
13.50M付近まで下げることができました。

秋月のDDSで1.669Mを発振させて
各コイルのピークをとりOKです。
あっさりと改造が完了しました。

改造したのは先週の日曜日。
LWをつないで
夜の21時~22時ころまで
ワッチしてみました。

結果

むろと、だいよう?、いろう、八丈
野島、犬吠、ひゅうが、あまがさき?
するが、えりもみさき、くしろ

といったところが聞こえました。
聞いただけでリストを見ていないので
間違いもあるかもしれませんが
29灯台中11ヶ所が聞こえてきました。

こんな簡単な受信機でも
聞こえるんですね。
大成功です。

これに1.669MのBPFを
いれたりミクサーをDBMにしたりと
構想はあるのですが
ネットで残念な情報を見つけました。

灯台放送を聞き初めたのはつい
先週で何もわからないところですが
どうも今年の9月30日で
廃止になるというようなことらしいです。


ほんとうなのかどうか?
興味のある方は検索してみてください。





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