サトー電気から7.680Mhzの水晶が
届いたのでうまくVXOできるか試してみます。
クリコン全体の回路は前回紹介しましたが
これを一度に作ってから調整という風には
いきません。簡単な回路でもパートパートに
分解してそれぞれの回路を確認しながら
作ります。
「手作りトランシーバ入門」の製作記事を
やってみたが調整できなくて放置なんて
かたもいらっしゃると思います。
回路は基本回路の組み合わせで
出来ていますので、まず回路を
部分部分に分けてそれぞれ動作を
確認してから最終回路にしていく
ということをすればうまくいくと思います。
動作確認が不十分の状態で
結線してもまず無理です。
調整不能に陥るだけです。hi
特に再現性が悪いのがVXO回路です。
この136khzクリコンでも同じです。
まず、7.680Mhzの水晶で136khzに
使うには7.664Mhz付近まで
VXOできなければ使えません!
ダメなときはクリコンは
あきらめです。
特に7M以下ではVXOするのが
結構難しいところがあります。
VXOコイルのインダクタンスが大きくなるので
FCZのVXOコイルではインダクタンス不足です。
その時はVXOコイル+RFCで調整します。
今回の場合は自作の10Kボビン45Tというのが
あったのでこれにRFC30μHを追加しましたが
これでも足らなくてさらに4.7μHを追加しました。
バリコンは使わずに68pF固定で
何とか6.660Mhz程度まで下げることが
出来ました。
12Vで動作確認していますが
9V程度に安定化して
VXOコイルを巻きなおしてすっきり
させて使おうと思います。