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Channel: RNRの手作り無線局
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136khz クリコン その3 BPF

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VXOがうまくいきましたので
次はBPFを作ってみました。

これはCQ誌2011年9月号にトロ活の
筆者の山村OMが発表されたものです。

コイルに1mHを使うのですが
さてどうしようか?と考えた末に
FB801#43に巻いてみました。

AL値が1575で計算すると巻き数25回で
1mHにできます。
実際にまいてインダクタンスを測ってみると
900μHでした。

AL値を逆算して26Tのほうがよさそうなので
1回巻きたしました。

これで組み上げてBPFの特性を
見ると137Khzでぴったしピークが
出ております。

いい感じにできたと思ったのですが・・・

次の日にもう一度特性を見ると
ピークが155khz程度になってます。

なんかおかしい。そこでもう一つ
作ってみました。ちゃんと137khzピークです。
ところがこれも翌日測ると155khzにシフトしております。

なんかおかしいんだよなぁ?
試しに半田ごてをFB801に近づけて
特性を見ると155Khzからみるみる
ピークが下がって137khzになるでは
ないですか?

なぁるほど。温度特性がひどいものでした。
これじゃBPFとして使えません。

CQ誌の記事にもそのようなことが
かいてありました。

大進無線で136khzのBPFのキット
が出ておりますがこれがCQ誌の記事と
同じものでよさそうですが

とりあえずLPFでやってみることに
します。

ダメだったらあとでキットのBPFに
交換します。

なお、今回の測定器は
「ラジオと電子回路」の
ディツプメーター+インダクタンスメーターで
インダクタンスの測定。
またBPF特性は秋月電子のDDSキットと
電界強度計キットで測定しました。


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