今年の手作り初めは何にしようか?
うーん。そうだな。
超簡単アップバーターの後だから
キーワードは「超」ですかね?
そうすると「超再生」ですかね。
ジャンクのケースも再利用といきまして
1200Mhzの超再生受信機を作ることに
しました。
これも前からやってみたかったことでした。
モービルハム 1988年3月号に「QRP アラカルト」という
コーナーでJR3ELR 吉本OMが記事にされております。
これを参考にさせていただきました。
といいましても、その原典はJA7RKB 十文字OMです。
すごいですね、OMは1200Mhzで超再生RXまで作られています。
これをもとに
RF1段追加、AFはLM386に変更して
スピーカーを鳴らせるように考えました。
同調回路はてい倍器1号機でやった
チップ貼り付け法です。15mm×4mmがコイルで
6pFトリマー+2pFで同調させています。
トランジスタはRFも検波も1200Mhzで定番の
2SC3358 です。これは現在入手できませんが
サトー電気で2SC3355やチップの2SC3356は入手可能です。
運良く、一発でクエンチィングノイズが出てきました。
後は同調をとるだけです。
これが曲者でなかなかうまくいきません。
超簡単アップバーターではパワーがでかすぎて
なんだかわけがわかりませんでした。
そこでハンディをDI-C7に替えて300mWで
ドライブしてみました。これならパワーは10mW程度です。
あーあーと変調をかけるがうまくいきませんね。
うーん。むずかしいなぁ?
あれっ?再生ボリュームを調整すると
聞こえるポイントがある・・・・・
そうか。再生ボリュームでかなり周波数が動くので
ちょうどうまく復調できるポイントがあったのか!
なーるほど。でも、かなりクリチカルです。
再生ボリュームがまるでチューニングダイヤルみたいです。
実はここまでの間に低周波の発振、006pで
電圧低下の発振など、カットアンドトライで
なんとか受信できる状況になりました。
でもなんとなくおかしいんだよなぁ?
ハンディ直結1号機では復調しないんだよなぁ?
本当のところ、同調しているのか?
まあ、のんびり調整しましょう!
うまくいったら。mai note bookに
回路図登録します。・・・まだ先になりそうですが・・・