VXOの回路です。
7MhzのVXOは周波数を動かすのが
結構大変で再現性が悪いので
「手作りトランシーバ入門」では
やめました。
VXOを安定に動かせるのはおよそ0.3%程度です。
これ以上動かすとQRHになったり、下のほうで発振が止まったり
VXOがVFO発振になったりとわけのわからないことに
なったりします。hi
7Mの0.3%は約20khzです。
この程度なら何とか安定に動かせますが
今回はAM受信が目的と受信だけなので
出来たらSSBも聞きたいので
50khzほど動かしたいと考えました。
スーパーVXOという方法が一般的になって
きましたがVXOコイルとバリコンとの
バランスを考えないとVFO発振になったりと
難しいところもあります。
可変範囲が大きくなると周波数の下のほうで
QRHが大きくなります。
手元に7.200Mhzの水晶が2ヶあったので
スーパーVXOとしてみました。
VXOコイルを探したら 43Tという手巻きの
コイルがあったのでこれに固定インダクタを
直列にしてカットアンドトライとします。
7MだとVXOコイルは大体47μH程度なので
(手作りトランシーバ入門の127ページにあります)
43T+33μHでやってみます。
微調整はVXOコイルのコアで行います。
コア調整で
一発でうまいこと7.155~7.203Mhzにできました。
DC受信部の回路は手作りトランシーバ入門の18M CWトランシーバや
50M 144MのCWトランシーバと同じ回路で
やってみることにします。