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Channel: RNRの手作り無線局
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21M DSB TRX その5

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ここまで出来ました。

この回路でDSB受信部は完成で
送信部はこの状態でDSB 0.5mWです。
このあとパワーアンプの追加で
トランシーバが完成します。

回路を説明しますと、

左のVXOの出力をSBMに入れます。
VXOは10.625Mの水晶で21.240~21.170M
程度にしてあります。

5VのレギュレータのG端子にLEDを入れ
1.6V持ち上げて6.6Vにしてみました。

LEDは点灯するのでパネルに出して
パイロットランプになります。

VXOの出力は3mW程度です。
3~10mW位まで使えるのではないかと
思います。

SBMは昨日説明しましたが
ダイオードは1S2076Aです。

SBMのコイルはFCZ28と同じに
手巻きしたものです。
現在はサトー電気のオリジナル28Mコイルが
同等で使えます。

同じタイプですがAMZコイルはバイファイラ巻に
なっていないので使えません。

またはFB801にトリファイラ巻で作ります。
作り方は紹介しておりますので参考にしてください。

SBMは変調と検波が双方向で
出来ます。

この後に2つの2SC945のアンプが
逆方向に取り付けてあります。

1つは送信ポストアンプ、もう片方はRF受信アンプで
電源の入れ替えだけで双方向に増幅できます。


このトランジスタは2SC1815GRなど汎用なら
どれでも同じように使えます。

そしてBPFです。図面がみずらいですが
FCZ21Mの複同調回路になっています。

さて、AF部ですが、
SBMのコイルの中点にマイクアンプと
受信用のAFアンプがそれぞれ1μFの
コンデンサを介して同時につながっております。

通常ならここは切り替えるのですが
アンプの電源を切り替えるだけで
OKです。

これ便利ですよね。
今までこういう使い方に
気がつきませんでした。

どうですか。
これで21Mのダイレクトコンバージョンの
受信部が完成して、同時に0.5mWの
DSBの信号がBPFに出てきます。

バラックの状態で受信しましたが
良く聞こえています。
変調もFRG7700でモニターしましたが
とてもきれいです。

シンプルでしょう。

VXOとBPFを変えれば
3.5M~50Mまで出来ると思います。

あとはBPFを送信と受信に切り替えて
パワーアンプで完成します。

予定では
2SC1906-2SC2078で1W目標です。

今年はここまでにしておきましょう。

今年もいろいろと手作りを楽しんできました。
AMが多かったかなと思います。50Mの
オリジナルAMトランシーバが良かったかな?
それから12Vの12AU7超再生FMラジオも
FBでした。

後半は移動運用もやらなくなってしまったことが
反省です。

みなさん、
今年もお付き合いいただきまして
ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。









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