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1石局発のRIT

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イメージ 1
(1石局発のRIT 2SC945のBCを使う場合は電圧をかける抵抗は47kΩとする・・・100kΩでは不安定!)
 
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イメージ 2
(1294.820Mhz 2石FM送信機 2mW  )
 
 
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イメージ 3
(てい倍器&クリコン方式アップバーター 今度こそ完成です。)
 
てい倍器&クリコン方式のアップバーターが完成してうまく
いったはずですがどうも不安点なんです。
 
電源をオンしてしばらくしないと受信できません!
なんかヘンなんです。それからQRHが20~40Khzも
あって20分くらいすると受信感度が悪くなります。
 
どうもおかしいんだよなー。
 
1号機てい倍器ではパワーがおおきすぎて
調整が出来ません!
 
そこで思い出したように引っ張り出してきたのが
20年前に作った1200MhzのQRP2石FM送信機です。
 
といっても20年前は結局送信機にはならずに
失敗でした。
 
20年ぶりにもう一度見直して調整したところ
何とか2mWの送信機として完成させることが
できました。
 
こんなに年月がかかった自作機もめずらしい?
 
ワイヤレスマイクよろしくラジオの音声をマイクで拾って
電波をとばして、アップバーター+430Mハンディを持ち歩いて
受信実験です。
 
それが5mも離れると聞こえなくなります。
これもおかしいぞ!いくらなんでも2mWの電波が
5mしか飛ばないはずがない!
 
もう一度、クリコンの見直しです。
1石局発の発振の立ち上がりがおかしい
んだよなー。
 
よーくよーく見てもおかしいところは
ありません!
 
2~3日考えても思い浮かびません???
 
2石送信機を見ていて・・・・
 
あれっ?
 
変調はVXOのバリキャップにかけていますが
ここは2SC945のBCを使っております。
2SC945を使った時は電圧をかけるときに
コンデンサマイクと共用で5.6KΩを使っております。
電流も3~4mAは流れている。
 
もしかして?
1石局発のRITに使っている2SC945のBCに
100kΩを介して電圧をかけています。
これは通常のバリキャップの掛け方ですが
これがもう少し小さい抵抗なのでは?
 
モービルハム1987.7月号のクリコンのページを
もう一度見直してみると47kΩを介して電圧を
かけています。
 
とりあえず、100k→47kに交換してみましょう!
 
SWを入れると2石送信機の変調がガツーンと
聞こえてきました。
 
ヤッホー!!大成功です。
 
こんなことあるんですね。
普通のバリキャップと2SC945の
BCバリキャップでは違うのだ!
 
気がつけばこんなもの。
 
2石送信機2mWの電波を
アップバーターを持ち歩いて聞いてみたところ
QRHも解消され50mほどまで受信できました。
 
2SC945のBCバリキャップ利用の
電圧の掛け方でこうも違うのか?
 
こんどこそ完成です。
いい勉強になりました。
 
 
 
 

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