モービルハム1987年3月号に掲載された
高効率のてい倍器です。
430M 1Wの信号を3てい倍して
1200Mhz帯で約300mWの出力を
取り出せます。
バンドパスフィルターが銅板で作った
T型回路で中央に同調コンデンサを持つ
1/2λ線路で構成された高Qフィルタです。
てい倍器としてAltoid缶に入れてみました。
てい倍器は電源が要りませんから
これをポールであげてアンテナを直付けして
入力側の430Mhzのハンデイまで同軸で
引っ張ればロスの少ない送信機となります。
430Mhzのハンデイを親機にして
これだけで1200Mhzの送信機が
構成できます。
受信は広帯域レシーバを用いれば
実用的なシステムが出来ると思います。