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Channel: RNRの手作り無線局
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調整用ミニパワー計

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イメージ 1
 
イメージ 2
(検出部)
 
イメージ 3
(検出部+メーター表示部)
 
やっとこさ、作戦開始です。Hi
 
リグは430Mhzの300mW~1WのFMトランシーバのハンディ機を
親機として使います。FT817 でもOKです。
 
430Mhzの信号を3てい倍すると1200Mhzの信号になりますが
430Mhz、1Wの信号は1200Mhzで100mW程度の信号として
取り出すことが出来ます。
100mWはQRPとして十分なパワーですね。
 
この430Mhz→1200Mhzのてい倍器を作りますが
 
てい倍器は増幅はなくて、てい倍のための
ダイオードと共振回路だけで出来ますのでとても簡単です。
 
FM波はてい倍してもFMですからこの方法が使えます。
430mhzのハンディ機があれば1200MhzのQRP FM送信機が
簡単に出来るのです。
 
さて、430Mhzを3てい倍すれば1200Mhzの信号になりますが
どうやって1200Mhzの信号を取り出すか?
 
「手作りトランシーバ入門」で紹介した50M DSBトランシーバなどは
50.250Mhzの水晶を基本波でVXOして3倍波の50Mhzを1石で取り出しました。
 
このとき使ったのがRFプローブでした。共振コイルにFCZ50を
使って指定のコンデンサー15PFの共振回路はRFプローブでピークを取ると
間違いなく50Mhzの信号が取り出せました。
 
これと同じ方法で1200Mhzの信号を取り出そうということです。
430Mhzの3てい倍ですから、1200Mhzの共振回路は
指定のコイルとコンデンサで構成されますので、
ピークを取るだけで1200Mhzの信号が取り出せます。
 
430Mhzの1Wの信号入力で100mW程度の1200Mhzの
出力があるので、パワー計で取り出せるということです。
 
そのパワー計を作らなければ、てい倍器は出来ませんので
これからはじめます。
 
回路図はご覧のとうりです。何も変わったことはない
ボリュームを半固定VRとしてめもりをつければ
普通のパワー計ですが、パワーを正確に測るというよりも
調整して最大パワーを取り出すという目的になります。
 
「ラジオと電子回路」紹介したRFプローブの
メーター部を利用して、パワー検出部のみ
作りました。
 
最大300mW程度なので、負荷抵抗は1/4Wの51Ωを
使いました。(チップ抵抗がいいのですが手持ちになかった)
ダイオードは1SS97のショットキーダイオードです。
これは手持ちにあったので使いましたが1SS106などでも
いいと思います。
 
2cm×2cm程度の基板をカッターで削り
ランドを作ってはんだづけしました。
 
抵抗やダイオードの足は2mm程度にします。(出来るだけ短く)
入力側は1.5D-2V同軸ケーブルです。
測定するところに直接はんだづけするか
BNCコネクタをつけておきます。
(同軸の芯線は出来るだけ短くする)
 
ダイオード検波出力側は同軸を使いましたが
ビニール線でかまいません。メーター側は
イヤホンジャックでRFプローブも使っています。
 
 

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