430Mhzのハンディ機を親機にして
1200Mhzに出るには430Mhzの信号を
3逓倍して1200Mhzを作る方法が簡単です。
そのていばい器についてはmai note bookの
019にあります。
実はこの430Mhz×3のていばい器で
TSSの保障認定を取ろうとしましたが
ダメでした。現在では性能の良いトランジスタが
あるのでダイオードのていばい器が
ファイナルはとしては
認められないということでした。
そこでTSSの認定基準を満たすために
ていばい器の後に追加したのが
このファイナルアンプです。
2SC3358のファイナルアンプ+BPFを
一体化しました。JA7RKB OMの
1200Mhzハンドブックからの引用です。
250mW程度の出力ですが
430Mhz 1Wの入力でていばい器の後に
取り付けた場合、ロスが結構あって
100~150mWしか出てきませんでした。
まあ、とにかくTSSを通過させるためには
効率はどうでもいいことにします。Hi
このトランジスタは現在入手は難しいですが
2SC3355という同等品がサトー電気で入手できます。
また、オークションに時々出品されることが
ありますので要チェックです。
mai note bookで取り上げる1200Mhzは
これで最後にしておきます。のちほど
面白そうな展開になったときは別ですが・・・Hi
021の1200Mhz→430Mhzのクリコンと
組み合わせてアップバーターとすれば
実用的です。
実際の製作については
1200Mhz手作り作戦も合わせて
参考にしてください。