完成できるか自信がないので
内緒にしておこうと思ったのですが
こんなの作っております。
↧
amazonの7MQRPピクシーキットが
話題になっていますね。
512円のトランシーバですから
パーツを集めるよりも安い!
一瞬ポチろうと思いましたが
いやいや待てよ。前に作ったこと
あったっけ。
ジャンク箱を探したら
出てきました。
もう一度回路を眺めると
いやいやこれはすごいですね。
2TR+1ICの7M フルブレークイン
トランシーバです。送受の切り替えが
いりません。
作った時は基板に組んで
送信パワーの確認と受信してみて
AMの混信があって実用は無理かな?
程度しか考えなくてジャンク箱入りでした。
いま改めて回路図を見ていると
ちょっとわからないこともあります。
LM386の電源が1kΩを介してから
6ピンにつながっております。
これだと386の電圧は何ボルト?
たとえば386に無負荷の8mA流れたとすると
電圧は1k×8mAで電圧降下が8Vに
なります。これじゃ動作しない?
動作しているんだからもうちょっと
電流は少ないんだよね。
とか、
受信のAM混入がどうにか
ならないか?
VXOで周波数も動かしたい。
RITもつけないと使えないだろうな?
ちょっと興味がわいてきました。
パーツは手持ちにあるので
ランド法で組んでみて
実用にできるかチャレンジしますかね。hi
amazonの512円キットには7.026M(7.023M?)
の水晶もあるのでVXOにもできる。
基板は使わずにランド法で組めば
いろいろ試すことができますね。
題してPQ40プロジェクトなんて
ピキューシー0(ゼロ) or PQフォティー?。hi つづく
↧
↧
October 10, 2016, 8:55 pm
3ヶ月ぶりになりますが
飛駒サイクリングに
行ってきました。
そして・・・
こちらに記事もどうぞ↓
↧
October 13, 2016, 2:23 am
pixie2の基板から
まずは発振部のパーツを
はずしてランド法で組み直します。
キットでは専用の基板なので
改造とかは難しいですが
ランド法ならトラブルや改造のとき
自由にできるので便利です。
最近はnetでキットの回路図とか
簡単に手に入るので、回路図を頼りに
自作するのも面白いのではないかと
思います。
さて、発振部は7.025Mの
水晶があるのでこれでやってみました。
発振はうまくいきましたので
これをVXOして7.00~7.023M付近まで
可変できればと思いVXOコイルと20pFポリバリコン
でやってみます。
これがうまくゆかず、かなりてこずりました。
うまいこと動きません。それとカウンター表示
がうまいことできません。
2日ほど悩んだ末、pixieの発振部の
エミッタから信号を取り出すのをあきらめました。
結局、手作りトランシーバ入門の基本回路の
VXOにしてコレクタに7Mの共振回路を入れて
VXOコイル+47μFですんなりVXOできるように
なりました。
回路はコレクタのコイルのリンクから
取り出すようになりますが
基本的にpixieの発振部の回路と
同じです。(エミッタ抵抗は1kΩですが)
トランジスタは2SC1815GR 2ヶで
組もうと思います。
AYUと同じ回路構成です。
この回路構成で7Mで2つ保証認定が
取ってありますのでそのうちの1つの
ケースの中身を入れ替えて・・・・・
ブロック図に全く変更ないので・・・・。
VXO発振がうまくできたので
この後、ファイナル兼検波に2SC1815 GRを
組んでLM386をpixie基板から移植したいと
思います。
↧
October 15, 2016, 12:14 am
実は2年前にpixieの基板を作った時に
ファイナルの後にちゃんとしたLPFを
入れたらどうかなぁ?と考えておりました。
パワーが数十mWだったのでそのまま
にしておりましたが今回ランド法で組むに当たり
試してみたいと思います。
こんな回路にしようと思います。
2SC1815GRの2ステージですので
構成はAYU40と同じです。
ファイナル(検波)のコレクタ負荷は
RFCですがここは4:1の方が
インピーダンス的にいいのではないかと
思います。
こうするとAYU40のファイナル回路
と同じです。これにエミッタ10kΩで
キーダウンで送信、キーアップで
検波受信です。
こうして受信はpixieで送信は
AYU40に近いファイナルです。
さて、どうなるか?
さっそく組んでみたいと
思います。
↧
↧
October 16, 2016, 8:44 pm
ランド基板も再利用して組みましたが、LPFと4:1の
バイファイラ巻のトランスはAYUの基板から外して組みました。
はやいところ受信だけは試してみたいと
ケースに組み込んだところです。
それにしてもこれだけで
トランシーバーなんですよ。
VXOは出力側に共振回路をいれてあるところと
ファイナルの後にトランスでインピーダンスマッチングを取り
そのあと2段のLPFを入れたところが
オリジナルのpixieと違います。
VXOコイル+47μHと20pFバリコンの容量が大きくて
下がりすぎたので39pFを直列にいれて
周波数調整しました。
また、VXOコイルが自己共振を起こしているのか
7.011M付近でヘンな発振が出てしまい
47KをVXOコイルとパラにいれて
Qを下げて止まりました。
ファイナルは検波も兼ねますが
受信の時はLPFからコレクタに
信号が入ってきます。
通常ベース入力ということしか
頭になかったのでこれで本当に
検波できるの?という感じでしたが
これが問題なくできるんですね。
エミッタの10kΩがポイントです。
これをアースするだけで送信出来るところが
自信から送信に切り替わる。
なんとも驚きです。
受信ではエミッタから信号をとりだして
LM386で増幅しますが電源ですが
1kΩを介して6ピン入力です。
これでは電圧が下がって動作するのかなぁ?
と思いましたが12V電源で5mAほど
流れました。
実際に6ピンの電圧を測っていませんが
計算では5Vの電圧降下です。
12V-5Vで7Vで動作しているということですね。
電流が増えると電圧降下が大きくなるので
増幅率が下がる。なんとも考えてある回路ですね。
スピーカーを鳴らすほどの音量はないので
ヘッドホン専用です。
送信ではファイナルの後に4:1のトランスの
後にLPF2段です。
キーダウンしたときのパワーは
12Vで200mW出てきました。
これはAYUと変わりません。
それではLWをつないで
受信してみるとAMの混信交じりに
CWが聞こえてきます。
ちょっとゲイン不足気味。
でもちゃんと聞こえてきます。
LFPしかないのでLWでは
AMの混入は仕方ないですね。
やはりちゃんとしたアンテナで聞いてみたい。
そこで、サンバーでいつもの移動地に
行って7Mヘリカルをつないで
試しました。
16日の午後の3時ころでしたが
ちょうど千葉コンテストをやっていて
各局が599で入感です。
AMの混入は皆無。普通のDC受信機と
替わりません!
素晴らしいです。
HP出力にAFのLPFを入れると混信もすっきり
とれます。これなら受信はOKです。
こまかいところでカットアンドトライは
ありそうですがpixieもどきの
実用機ができそうです。
↧
October 18, 2016, 8:52 pm
実用になるかどうかのポイントは
受信状態です。
ただいまワッチ中です。
ちょうどジャンクのバーニア付の
ケースがあったのでこれに
組み込みました。
VXOの出力側に7Mの共振回路を
入れたのとファイナルのインピーダンストランス
LPFが入っているので純粋のpixieでは
ないですがこれで実用機をまざします。
こういったシンプルなダイレクトコンバージョンの
受信部ではAC電源はノイズで使えません!
必ず電池かバッテリーです。
pixieの受信で不安なのは
放送波の混入です。
移動地で7Mヘリカルアンテナでは
まったく混信はありませんでした。
ホームのLWではどうしても
BC混入があります。
いろいろと試していますが
磁界ループを使うとピタリと
おさまります。
やはり共振したアンテナを使うのが
ポイントみたいです。
LWでも時間によっては消えます。
日中はほとんど気になりません。
夜間でも短いLW?なら
混信はなくて
受信できます。
今まで作ってきたDC受信機と
ほとんど同じです。
送信2石でファイナルが受信の
ミクサーで送受の切り替えなし。
こんなシンプルでフルブレークイン
とは素晴らしいです。
まだRITがないのでゼロインはできませんが
受信はAFのLPF型パッシブフィルターを入れることで
混信は抑えられるので普通の交信は
出来そうです。
12V電源で
受信20mA 送信50mA 150mWです。
(VXOは8Vに安定化してあります)
↧
October 21, 2016, 9:32 pm
まだRITがないですがトランシーバとして
動作はしております。
1週間ほどワッチして受信の
様子を見ていました。
7.000~7.025MhzまでVXOで
動かせます。
ホームにはまともなアンテナがないので
2~3m高20mのLWをアンテナとして
聞いております。ラジアルは適当に
ワイヤーをつないでおります。
BCの混信がどうしても消えないのですが
これはpixieの回路からして
しょうがないのかなぁと思ったりしています。
ゲルマラジオ用に地面に銅線を差した
アースがあるのですがこれを思い出して
アースに取り付けてカップラーでマッチングを
とってみました。
ガーン!!!
BCの混信が消えるではないですか。
なるほど・・・・アースが大切なんですね。
これは大発見です。(あたりまえのことですが・・・)
夜間もほとんど気になりません。
7.3M付近のBC帯からの
混信もほとんどありません。
pixieは直接検波のDCですから
高周波1段のDCからすれば感度は
悪いですがこれが返って混変調が
なくて静かな受信になっています。
夜間も飽和しなくて快適に
受信できております。
北京放送なんか気になりますが
今のところ混信なしです。
LWではアースが大切ということ
実感しました。
さて、送信してみると
受信に対して300Hzほど上側に
周波数がシフトします。
これはVXOの出力コイルの
コアーで多少周波数は動かせますが
最大パワーに合わせたときのシフトです。
300Hz送信がアップするなら
600Hz下の信号を聞いたときには
ゼロインから300hzほど下側ですが
気がつけば交信できるのでは?
こんなこと考えてDRAKE R8と
鳴きあわせて低めのトーン聞くようにして
いろいろと試してみました。
そしてなんとなくコツもつかめてきました。
7.000~7.015Mhz付近までは300hzほどの
差があります。それ以上の周波数では
送受の差はなくなります。
7.015Mhz以下ならRITなしでも大丈夫そうです。
先ほど昼休みにちょっとワッチしていたら
3エリアの移動局がCQ連発してました。
慎重に下側の信号を聞きながら
低めのトーンに合わせてコールしました。
さて、コールバックはあるかな?
と考える間もなく1発コールバックです。
たまげた!
150mW+LWですよ。
599/599で初交信は
あっけなく出来てしまいました。
2石送信機でファイナルが検波兼用+
LM386だけのトランシーバで
交信出来たことに
驚きと感動.しました。
↧
October 26, 2016, 9:01 pm
(VXOです。 ここがしっかりとできれば完成したようなもの。 )
(基板が完成しました。これだけでトランシーバーですよ。hi)
pixieもどき7Mhzはうまいことできました。
BCの混入も少なくほとんど気になりません。
オリジナルのpixie2を作った時は
盛大にBCの混入があったので
こりゃだめだ!と投げ出しました。
今度作ったpixieはBCの混入は
なぜかほとんどありません。
オリジナルと違うところは
VXOの出力に共振回路をいれてあることと
ファイナルのあとインピーダンス変換した後に
LPF2段です。
もしかしてこの違いがBC混入の少ない
ことと関係あるのでしょうか?
そこでオリジナルンのpixie2と区別してこの回路を
JF1RNRバージョンとでもしておきますかね。hi
そこで31mbの放送波帯の混入がありそうな
10M版でRNRバージョンを試してみたくなりました。
ちょうどジャンク箱のなかにQRPp50mWの
DC受信部のトランシーバがあったので
これを改造することにしました。
VXOはちゃんと動作しております。
新しい基板に移植して
基板作成しました。
pixie2はシンプルな回路なので
VXOにする場合はここをしっかりと
確実に作れば出来上がったような
ものです。
基板上で動作確認すると
12Vで150mW出てきました。
VXOは10.100~10.140Mくらいまで
動かせます。
さて、受信はどうなのか?
ケースに組んで試してみたいと
思います。
↧
↧
October 29, 2016, 2:23 am
分解した50mWQRPpの10Mトランシーバの
ケースにpixioeを入れ替えるので
そのまま利用します。
シンプルなトランシーバなので
配線もすっきり、組み込みの時間も
30分ほどで終わりました。
まだRITの配線は行っておりませんが
この状態で受信を試してみたいです。
エネループ10本をつないで電流測定。
受信で10mA 送信で30mA程度です。
パワーは150mW まあまあです。
LWをつないで受信を確かめると
やはりAM波の混入があります。
時間によってはそれも気になりません。
7M版に比べてなぜか感度がいいようです。
蛍光灯のノイズまで気になります。
いきなり検波の割には十分な感度です。
31mbの放送波もそれほど気にならない
ところです。時間によってはかなり感じることも
ありますがDCはこんなもんだろうというレベルです。
特に10MのDC受信部は放送波の混入が
気になるバンドなので今まで作ったDCと
それほどかわらないところです。
HP出力にAFのLPFが使えるので
これでかなり抑えることもできます。
送信と受信で100Hzほどしか
VXOの周波数の差がないので
RITはつけないといけませんね。
なお、トランジスタは2SC1906×2です。
あれ? 2SC1815GRじゃないの?
と言われそうですが
実は認定機の2石トランシーバ10Mは2SC1906なので
同じ構成としました。
↧
October 30, 2016, 8:53 pm
初移動です。
交信はゼロでした。hi
いつもの多々良沼ベース基地です。
こういったシンプルなリグは
リグのクセを理解して自分から
リグに近づかないと交信はできません。
慣れが必要です。
アンテナは1.8mヘリカルホイップ。
AF出力にはパッシブのフィルターは必須です。
フィルターは「ラジオと電子回路」の
LPF型でスルー、3K、600Hzと切り替え
出来ます。
フィルターがないと休日の7Mは
QRMで無理ですね。
ここには切れのいい
アンプ付のフィルターを使えば
音量もアップして聞きやすいのですが
こだわりで2石+LM386のPIXIE以外に
能動素子は使いたくないところです。
サイドトーンもほしいところですが
手作り複式電鍵でなんとか打てます。
これも慣れです。hi
アンテナ、リグのPIXIE、電鍵まで
オール手作りです。
150mW & モービルヘリカルでは
ショートQSOの移動局狙いです。
ですが日曜日の運用では
CQ局を呼ぶ局が切れないので
150mWではつぶされて歯が立ちません!
1時間ほどであきらめました。
根性なしです。hi
まずは10局。
できれば100局。
やる気が出てきたら1000局。
できればたのしんだがなぁ。
まだ1局しかできてません!
のんびりやります。
スローな手作り無線局ですから・・・。hi
↧
November 3, 2016, 9:13 pm
10Mのpixieが完成しました。
pixie2はアルトイド缶に入れるのが
定番になっておりますが
このシンプルなトランシーバで多くの
交信をするなら使いやすいケースに
入れたいところです。
VXOで周波数が動かせるという
ことも必須です。RNRバージョンは
VXOの出力側に同調回路をいれたところが
pixie2と異なるところです。
内部はご覧のとおり
本当にシンプルです。
RITも入れました。
一週間ほど前に完成して
受信を試しておりました。
アンテナがLWなので時間帯に
よってはAMの混信がありますが
それはほど強くはないので
何とか使えるという感じです。
ダイレクトコンバージョン受信部としては
合格です。2石+LM386でAFゲインは
386でかせいでいるだけなので
ゲイン不足はありますがヘッドホン
なら十分な音量です。
パワーが150mWなので日中の
国内交信が主体になると思うので
その時間帯はAMの混信は少ないです。
感度もよくDXも聞こえてきます。
届かないですが・・・・hi
RITは「手作りトランシーバ入門」の
2石トランシーバと同じ回路で
10kΩボリュームの電源側はファイナルのエミッタ
すなわちキー入力から電圧を取っております。
エミッタ抵抗が10kΩでこれに10KΩのVRが
パラに入る形で受信時に多少は影響でるかな?と
思いましたが全く問題ありません。
上側トーンでゼロインしますが
その感覚を覚えているところです。
AFフィルターをスルーにしておくと
離れた信号でも出てくるとわかるので
コンデションが悪い時でも
ワッチしていればコンデションの変化が
わかります。
7Mと違い10Mはコンデションの変化が大きく
あまり聞こえないときでもワッチしていて
CQが出てきたら、ゼロインして呼ぶことも
出来ます。
この方法で2局交信できました。
pixie 10Mでワッチしながら
K2の基板・・・今はRF基板の
BPF トロイダルコア取り付けを
行なっております。
↧
November 7, 2016, 7:56 pm
ほんとシンプルですね。 VXO部とLPFを18Mに変更しました)
今度は18M版です。
7M 10Mとうまいこといきました。
なら、ハイバンドではどうなんだろうな?
VXOの出力側に同調コイルを入れたので
基本波だけでなく逓倍しても複同調にすれば
出来そうです。
しかし、高周波増幅ない直接検波ですから
感度はどうなんだろう?
また、今までの経験からDCでは
18Mが一番BCの混信を受けます。
17M帯の放送波が時間帯によって
強く混信します。
混信を試すには18Mがいいだろうと
決めました。使うトランジスタも2sc1906で
2石トランシーバと同じにしました。
18.1Mの水晶でVXOを組んで
VXOコイルを何回か巻きなおして
18.065~18.092Mhzに
出来ました。
基本波水晶なので同調回路は
複同調にしません。
LPFを18M用に巻いて
ファイナルとLM386の
回路をくめば基板完成です。
テストしてみると2SC1906ですが
12Vで200mW出てきました。
受信はケースに組んでから
ためします。
↧
↧
November 10, 2016, 8:14 pm
(右下が7M 左10Mでその上が18M pixieです)
7M 10M 18Mのpixie2(RNRバージョン)が
完成です。
18Mの感度不足が心配でしたが
大丈夫です。18Mのノイズがしっかりと
聞こえてきます。
AM波の混信はあります。
時間帯によってはひどいですが
それ以外は気にならない程度です。
これはシンプルなダイレクトコンバージョンで
入力部(ファイナルのコレクタ側)に同調回路が
ないのでしかたないのかなとも思います。
18Mのコンデションが上がってくれば
なんとかなるのかなです。
3~4日受信しましたが
朝にはWの信号も聞こえてきます。
感度は問題なさそうです。
200mWのパワーですからDXは
無理だとしても国内交信は
コンデション次第でできそうです。
2石+1ICのフルブレークイン
QRPpトランシーバのpixie2ですが
VXOにしてなんとか実用範囲?に
なった気がします。
こうなるとほかのバンドも
やってみたくなります。
3.5Mは2石トランシーバを改造予定です。
また、1.9Mでもできれば面白いなぁと思っています。
これはVXOでは無理?なのでVFOとして
3石+1ICならできるかな?
RNRバージョンでは3逓倍のVXOもできるので
50M版もやってみたいような気がします。
さて、ここらでK2の製作に
もどらないと・・・・・。
↧
November 15, 2016, 7:53 pm
時々訪問している「かみゅ」さんのブログ↓
で聞きなれない複式電鍵の記事があります。
何じゃこれ?
JA0PX OMの発明で
ベアリングの中に軸を通し、軸から
離れたところで操作して回転力で接点で
信号を作り出すというものです。
なぁーるほどねー。
でも本当にできるのかなぁ?
回転式複式電鍵で検索すると
you tubeでも見つかりました。
とりあえず
まねて作ってみましょう!
ということで
作ってみました。
ベアリングは内径15㎜で
NACHi Quest 6202ZZE
というものをホームセンターで
買ってきました。
また、ベアリングの中を通す
鉄の平板15㎜×90㎜も一緒に
買ってきました。
ベアリングに差し込もうとすると
平板の幅が実際は17mm程度あり
長さ45㎜ほどやすりでベアリングの中に
通るように削りました。
平板の先端いコの字に曲げた
ピアノ線を使うらしいが
ここは紙を止めるクリップを
伸ばしてはんだ付けしました。
上下2本の弾性を利用していますが
これでうまいこといきそうです。
ベアリングの固定は10㎜幅のアルミ板を
まげて左右に30㎜のスペーサーで固定。
接点と先端のクリップ線の固定も
アルミ板を加工して作りました。
手元で操作するとスムーズに
接点を押して信号が出てきます。
なかなか面白いです。
普段からダブルバー 1接点の複式を
使っているのでなれたもんです。hi
↧
November 19, 2016, 12:08 am
9月に始めたエレクラフトのK2キットですが
メイン基板の受信部まで出来ました。
フロントパネルとコントロール基板は
10月初めに出来ていましたが
そのあとが時間がかかっています。
途中pixie 7M 10M 18Mと
寄り道しましたのでまあこんな
もんですね。
メイン基板はさすがにパーツが多くて
面倒くさくなって放り投げたりしましたが
気を取り直してマニュアルどうりに
コツコツと進めておりました。
受信部の仮テストでは
PLLのVXO発振がうまくロックが
かからなくて悩みました。
7Mの受信回路は出来ているので
アンテナをつないでみても
だめ。
こういう時は接触かも?
とおもいコントロール基板を
グィッと押し込むようにしたら
なんといきなり受信できるように
なりました。
コネクタの接触が悪かっただけでした。
だいたいこんなもんです。
よくあるトラブルです。
PLLもうまくいき
なんとか7MのCWが受信できるように
なったところです。
SSBの復調がうまくなく
キャリアポイントがずれているようですが
あとで調整すればいいので
先に進めることにします。
メイン基板の送信部と
BPF LPFを作ります。
年内になんとかなるかなぁ?
↧
November 21, 2016, 10:22 pm
(モービルハム 1990年1月号 QRPアラカルト JR3ELR・・・回路図のVXO0.001μFのコンデンサは間違いで20pF程度のバリコンじゃないかと思われます)
QRP PLAZAでオートダインが話題になっておりますね。
セラロックの再生検波の紹介もありました。
さっそくyou tubeで見てみると
なかなかいい感じで聞こえておりました。
回路図もありますので
コピーして3.58Mのセラロックでできそうな
気もします。
そういえばこんな記事(最初の画像)も
あったっけ。
だいぶ前ですがモービルハムで
JR3ELRさんがVXOで試しておりました。
そんな記事も見つけたので
思いつきでちょっとやってみたいことが
あります・・・・。
2つめの画像は7.195MのAM用の
ダイレクトコンバージョンです。
VXOの出力をコントロールして
感度を上げるということでしたが
それほどの効果はなく失敗でした。
記事にしたと思いますので興味があったら
探してみてください。
さて、これのケースを再利用しようと思って
分解を始めたところですが
7.200MのスーパーVXOで組まれていて
先のQRP PLAZAの話題から
これでVXO式の再生検波にしたら
どうなんだろう?
うまくできるだろうか?
結果は失敗に終わるかもしれませんので
あまり期待なさらないでください。
↧
↧
November 24, 2016, 8:26 pm
思いつきでやってみたいことですが
pixiieで驚いたファイナルがダイレクト
コンバージョンの検波というところを
再生検波でやってみようということです。
検波の入力はトランジスタではベースから
またFETではゲートに信号を送り込むというのが
普通です。
pixieみたいにコレクタから信号入力なんて
考えたこともありませんでした。
ならばこれをVXOでやればそのまま
再生検波になるのじゃないかな?
これは試さないと気が済みませんね。
ちょうど7.195MのAM用DCを試した
受信機がそのままあります。
これならちょっと改造すれば
出来るはずです。
まず
①VXO発振を確認します。
②バイアス電流を減らしていって
発振しないところから発振するように
ボリュームでコントロールします。
再生検波では発振する手前で
AMの感度が最高になります。
また、発振させればSSB/CWの復調ができます。
ここはカット&トライが必要かもしれません。
③VXO式の再生検波とする
ここがポイントです。
注目はエミッタ抵抗が10kΩ
というところです。
VXOのエミッタ抵抗300Ω→10kΩ
としてコレクタ電流を減らすと
検波できます。
ここはpixieのファイナルでの
検波回路から頂きました。
AF信号もpixieと同じように
エミッタから取り出します。
それと信号をコレクタ側から
入力するというところも
pixieのアイディアです。
さてうまいことできるでしょうか?
さっそく
7.195MのAM受信用のDCを
改造してみたいと思います。
↧
November 27, 2016, 7:54 pm
やってみました。
7.195M AMのダイレクトコンバージョンの
改造に取り掛かります。
構成は
2SK241(RF)-2SK241(検波)-2SC1815(AF)-LM386
です。
まずは検波の2SK241の回路を分解します。
RFとAFはそのまま利用です。
VXOを再生検波にするだけで
改造できるはずです。
最初にVXOの発振の確認です。
7.165~7.204Mまで発振しました。
もう少し下まで発振させたいので
ポリバリコンをパラにしてVXOコイルの
調整で7.150~7.199Mhz程度に
落ち着きました。
前回の記事のように改造するわけですが
まずはエミッタ抵抗300Ωを10KΩに
交換してみました。
10kにするとコレクタ電流がかなり減るので
もしかした発振しないのでは?と思いましたが
うまいこと発振が確認できました。
さて次はバイアスのコントロールをしてみます。
ベースの10kΩの手前に10Kのボリュームを
入れて発振を確認したら
7.150付近ではうまいことコントロールできましたが
7.190MあたりではVR最大でも発振したままです。
もう少し抵抗の大きなボリューム。
50KΩに交換してみました。
これでVXOの周波数でまんべんなく
発振手前から発振できます。
最後にVXOのエミッタから0.1μFで
2SC1815のAFにカップリングします。
それからVXOのコレクタの共振コイルの
リンク側に2SK241のRF増幅の信号入力の
接続しました。
これで回路はできたはずです。
LWをANT端子につないで
受信です。
その結果ですが
VXOの発振しないときは7.2M以上の
BC帯のAMがガンガン聞こえてきます。
これで発振させていくとシッーと
SSBノイズに代わります。
発振を強めるとAMの混入は
消えます。
発振させない状態で
バリコンを回すとモガモガが聞こえてきます。
再生ボリュームを調整して発振させると
うまいこと復調できました。
おー。
これはすごい!
VXOと同時に検波もできる!
たった1石でVXO発振と検波が
ちゃんと出来てます。
これは再生検波に違いありません。
ちょっと待てよ。
でも何だか再生検波とちがうんだよなぁ。
再生をかけたときのイメージが違う。
感覚的にはダイレクトコンバージョンです。
安定度が良すぎる!
再生検波では再生の調整で周波数が
動くのでここでSSBの復調の微調整が
出来るのですがVXOでは全く動きません。
復調のチューニングはVXOダイヤルだけです。
この感覚がダイレクトコンバージョンなのです。
でも発振ぎりぎりのところでちょっとだけ
感度が上がります。
これはまさしく再生検波です。
まだAMの信号を聞いてないので
何とも言えませんが
なんかうまいこといく予感です。
できたばかりなので
もう少し様子見てみます。
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December 1, 2016, 8:16 pm
回路図はこんな感じです。
2SK241の高周波増幅のあとに
2SC1815のVXOと同時に検波回路
そして2SC1815のAFアンプーLM386。
VXO式再生検波はコレクタから
信号入力ですが回路図をこう描くと
どこかで見たような回路ですね。
コレクタ入力なんて聞いたことない
と思っていましたが、超再生でも
同じようにコレクタ入力でした。
50Kのボリュームで再生をかけますが
非常にスムースに再生がかかります。
そしてSSBがきれいに復調できます。
でも再生検波とどうも様子が
違います。再生検波は再生のかかりはじめで
AMの感度最高になるのですが
発振の寸前で感度はあがらずに再生をかけていくと
また再生を強くかけてもギャッ―という
発信音はきこえません!
これはどうもダイレクトコンバージョン
ではないかと思います。
SSBは弱い信号は再生も弱く、
強い信号は再生を強くかけると
きれいに聞こえてきます。
SSBやCWにはすごくいい検波かなと
思います。VXO式ですからQRHもなく
再生検波みたいに強い信号に
引っ張られることもなく安定しています。
1石でVXOと検波が同時にできることが
わかりました。これはこれで面白い回路
かなと思います。
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