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Channel: RNRの手作り無線局
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034 1200Mhz局発(クリコン用122M帯)

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イメージ 1
(*発振段のコレクタのコンデンサーは7pFです。5~8pF程度の調整が必要の時もあります)


1200M→430Mのクリコンの局発の
決定版ができました。

水晶は入手可能な24.576Mhz(HC49US)を
使います。これはサトー電気で入手可能です。
サトー電気には背の高いHC49Uというのも
ありますがこれは使えませんでした。
USは背の低いタイプです。

コイルはアイテックの50M(AL50)
と144M(AL144)を2ヶです。
安定度がかなり良いです。
トランジスタは2SC1906。
入手可能な汎用パーツでできます。

発振段で5倍オーバートーンさせて
122.88Mhzをえます。
電源は5V安定化させています。

エミッタにぶら下がっている20pFのトリマーで
5倍オーバートーンになるように調整します。

出力は2mW程度。これを増幅して10~30mWの
出力になります。10mW程度あれば使えます。

実際には122.853Mhz付近で発振しました。
これを7逓倍して859.971Mhz。
1295-859.971=435.029Mhz。

435.03Mでは中途半端なので
トリマーを微調整して122.854M付近に
出来ました。これで1295→435.02Mで
受信できるはずです。
トリマーで1.5Khzほど動かせますので
1200Mの20Khzセパレーションに何とか
周波数を合わせることができます。

オーバートーン発振は3倍は楽に発振できますが
5倍となると難しくなります。

3ヶの水晶を試したら2ヶは5倍OKで、
1ヶは3倍オーバートーンになってしまって
5倍にできませんでした。

水晶によっては難しいこともあるかもしれませんが
サトー電気で安価な水晶なので何個か試すと
うまくいくと思います。







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